虫刺されや虫除けにドクダミの花のチンキがおススメです。
5月から6月にかけてドクダミの白い花が咲いたらドクダミの花のチンキを作ってみませんか?
虫刺されや虫よけに効果覿面です。
ドクダミの花のチンキの作り方
まず、「チンキ」について少し説明しておきます。
「赤チンキ」はよく耳にしたことがありますが、ドクダミの花のチンキやビワの葉チンキなど最近は自然の植物でチンキを作る人が増えています。
「チンキ」とは、生薬やハーブの成分をエタノール(アルコール)に漬けることで植物の持っている成分を抽出したものです。
ちょっと、余談ですが前述した「赤チンキ」の正式名は「マーキュロクロム液」で、「チンキ」ではないとのことです。
通称「赤チンキ」と呼ばれているようです。
チンキ作りに欠かせないエタノール(アルコール)は、私は手軽にホワイトリカーを使用しています。
アリコール度数の高いものを使うことで、植物から成分の抽出が早くなるとのこと。
アルコール度数の高いものはウォッカやスピリッツなどが挙げられます。
ホワイトリカーでも十分大丈夫です。
では、早速ドクダミの花のチンキの作り方を紹介します。
ドクダミの花が咲き始めたら、午前中に花を摘み取ります。
ちょっと余談ですが、今まではドクダミは独特の臭いの強いやっかいな雑草の位置づけでした。
しかし、しみじみとドクダミの花を見ると白くてとても可愛らしい花を咲かせています。
ちょっと視点を変えただけで、世界が広がる感じを覚えました。
摘み取ったドクダミの花は綺麗に洗い、ザルに広げて水気を切ります。
瓶にドクダミの花をいれて、ホワイトリカーを注いであとは寝かせるだけです。
最初の頃は毎日、瓶を上下に振るといいです。
ホワイトリカーを使用した場合は、約一ヵ月~2か月で完成です。
ドクダミの白い花がとても綺麗で思わず眺めるだけでテンションが上がります。
最初の内は色は透明なのですが徐々に花の色が茶色に変色し、ホワイトリカーも茶色に変色します。
茶色に変すると、成分が抽出されたことになります。
完成したら液体のみをスプレーボトルなどに入れ替えて使用します。
ドクダミの花のチンキの効果は?
ドクダミの花のチンキの効果は、虫刺され、虫よけに効果を発揮します。
個人的な感想ですが、特に虫よけに効果があるように感じています。
家庭菜園で畑に野菜を収穫しに行く際は欠かせません。
つい、うっかりドクダミの花のチンキを付けずに畑に行くと大変なことになります。
また、虫刺されの痒みもドクダミの花のチンキをつけると、ピタリと治まります。
特にしみることもありません。
本当にお肌に優しい感じです。
※痒いのを我慢できずにかきすぎて傷が出来たところに塗ると少しピリッとします。
私はスプレーボトルに詰め替えて使用していますが、スプレーボトルだと液だれしてムラになりやすいのが難点です。
ペットボトルに詰め替えて、手にとってから化粧水を付ける要領で付けた方が使いやすいかもしれません。
ジャムの空き瓶などに一つ漬け込んでおくと、一年分はたっぷりと使えます。
ドクダミの花のチンキから化粧水も出来るとのこと。
来年はドクダミの花のチンキで化粧水を作ってみようと思います。
まとめ
ドクダミの花のチンキの作り方と効果、効能を紹介しました。
効果、効能に関しては個人的な感想です。
身近なところには薬草が沢山あります。
少し視点を変えると世界がまるで違って見えて楽しいです。
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