「グリーンピースは何の豆?」と聞かれたら、思わず答えが詰まってしまいそうですが、皆さんはグリーンピースは何の豆なのかご存知ですか?
絹さややスナップエンドウから採れる豆のような気もするし、グリーンピースという品種が専用にあるような気もしてしまいます。
「グリーンピースは何の豆?」という疑問を解決すべく、グリーンピースについてまとめてみました。
グリーンピースは何の豆?
グリーンピースは何の豆?と言うことで答えは、、、、
●絹さや
●スナップエンドウ
●エンドウ豆
これらの豆から採れる豆がグリーンピースです。
絹さややスナップエンドウを栽培したことがある方は分かると思いますが、絹さやもスナップエンドウも大きくなってくると中の実もふっくらと実りが良くなってきますよね。
好みにもよりますが、絹さやスナップエンドウは実が大きくなり出した頃が一番美味しいと感じる方もいるようです。
話が逸れましたが、グリーンピースは絹さややスナップエンドウの実が完全に固くなる前に収穫したものがグリーンピースとして利用されてているということになります。
そして絹さややスナップエンドウのさやが茶色に変色して枯れてしまう頃に完全に熟した実がエンドウ豆と呼ばれるものなんですね。
エンドウ豆はあんみつや豆かん、豆大福に使用されている茶色くて固い豆が、実は絹さやスナップエンドウの最終的な豆の姿だったのです。
グリーンピースは何の豆?と言うことで、正解は絹さややスナップエンドウの完全に固くなる前の段階で収穫したもので、絹さややスナップエンドウの豆でした。
次項より、絹さややスナップエンドウについてもう少し深掘りをしていきます。
絹さやについて
絹さやとは、エンドウ豆をまだ小さいうちに収穫したものを絹さやと言うそうです。
つまり、エンドウ豆も絹さやも元々は同じ豆と言うことになりますね。
絹さやはさやが5センチ~6センチの頃、中の豆はややふくらみかけてきた頃(米粒よりやや大きくなったころ)が収穫のタイミングです。
それ以上大きくなってしまうと、固くなってしまいます。
そして絹さやは次からつぎへと出来てくるので、小まめに収穫すると良いです。
スナップエンドウについて
スナップエンドウは、グリーンピースを柔らかいさやごと食べられるように改良されました。1970代にアメリカから日本に入ってきたようです。
当初、スナップエンドウは「スナックエンドウ」と呼ばれていたそうですが、昭和59年に農林水産省が「スナップエンドウ」と名付けて現在に至っているようです。
スナップエンドウは花が咲いてから一ヵ月でさやがふっくらし始めますので、順次収穫が可能となります。
自分の好みの固さで収穫すると良いでしょう。
また、グリーンピースとして利用する場合は、サヤが白っぽくシワが寄り始めたころが一番収穫に適しています。
そして、グリーンピースとして利用する際に、サヤから豆を取り出すと急激に豆は固くなるため早めに調理すると美味しく食べられます。
スナップエンドウの実をサヤが完全に枯れてから収穫した豆は翌年の種としても利用することが可能です。
私は、毎年種を取りながら翌年の種として利用しています。
まとめ
グリーンピースは何の豆?についてまとめました。
グリーンピースは絹さややスナップエンドウのサヤの中の実が柔らかいうちに収穫したものでした。
つまり、グリーンピースは絹さやとスナップエンドウから採れる豆と言うことですね。
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