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ネギの種播きの時期はいつ?種の取り方から苗床の作り方まで紹介!

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※この記事にはプロモーションが含まれています。

春先になるとホームセンターなどでネギ苗が店頭に並び始めますね。

実はネギ苗は種からでも簡単に育てることが出来るのをご存知でしょうか?

私は毎年、自家採種したネギの種で苗を作りネギを育てています。

ネギ苗作りはコツさえ押さえれば、種を播いてからほぼ放置状態で簡単に苗を仕立てることが出来ます。

今回は、ネギの種播きの時期や種の取り方、苗床の作り方まで紹介します。

自家採種したネギの種で苗作りが出来るようになると経済的なことは勿論、思う存分たくさんのネギを作れるようになりますよ。

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ネギの種まきの時期はいつ?

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ネギの種まきの時期は一般的に春巻きと秋播きの年に2回となっているようです。

しかし、それぞれの地域の気候などにより秋播きが適していたり、春播きでも大丈夫だったり、またネギの品種によっても種まきの時期に関しては若干の違いがあるようです。

補足ですが私がこの記事で紹介するのは、定番の長ネギと呼ばれるものです。

私が済む北関東地方では、ネギの種は秋播きが一般的です。

秋に種を播いてそのまま冬越しをして、春になったら畑に定植するという流れです。

秋の種播きの時期ですが、私は毎年10月中旬から下旬にかけてネギの種を播きます。

遅くとも10月中には種播きを済ませるようにしています。

若干の地域差はあるかもしれませんが、秋播きは10月中旬前後と覚えておくと良いでしょう。

  • 秋播き  10月中旬前後

私は今までネギの種を春に播いたことはないので、春播きに関しては触れないでおきますね。

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ネギの種の取り方

ネギの種の取り方を紹介します。

ネギの種はネギ坊主と呼ばれる花が咲いた部分に出来ます。

こちらがネギの花です。

ネギの花

ネギボウズが出来始めるのは6月の頭頃。

花が開花する前は、このネギ坊主も色々と調理して食べることができるんですよ。

ネギ坊主を摘み取らずにそのまま放置しておくと徐々にカラカラの状態になってきます。

下の画像は種の収穫時期となった状態です。

ネギの種を収穫する頃合い

ネギ坊主の部分を見ると黒い種が出来始めています。

ネギの種の収穫時期を逃してしまうと、ネギ坊主の茎が枯れ始めて地面に倒れてしまい、種もこぼれてしまいます。

ネギ坊主の茎が枯れる前にネギボウズごと摘み取ってしまいましょう。

摘み取ったネギ坊主はザル等に広げて風通しの良い場所で保管しておきます。

(このままザルに広げて10月まで保存しておいても大丈夫です)

種を取る時はネギ坊主ごと摘み取ります

乾燥させていくうちに自然にネギの種がこぼれてきます。

このように放置しておくと、種が自然にこぼれてきます。

このような状態になったら、あとは手でネギ坊主を揉んだり、トントンと振ってみたりと中に入っている種をこぼれ落とします。

大量のネギの種が取れました!

沢山のネギの種が取れました

取った種は茶封筒のような紙の袋に入れて保管しておきます。

ネギ坊主の有効活用、美味しい食べ方はこちらで詳しく紹介しています。

ネギの苗床の準備

10月になったらネギの種を播くための苗床の準備をします。

種を播く2週間前にたい肥をすき込み、耕して土を10センチ~20センチ程度に高く盛っておきます。

ネギは肥料を与えすぎると肥料やけを起こすと言われていますので、元肥は控えめがおススメです。

播く種の量にもよりますが、私はいつも長方形のコタツの天板くらいの面積の苗床を準備します。

このくらいの面積が管理もしやすい面積です。

これで苗床の準備は整いました。

ネギの種の播き方

苗床の準備が整ったら、次はネギの種播きです。

盛り土をして準備した苗床にネギの種をばら播きにして種を播きます。

大量のネギの種をバラバラと少し込み合い気味に播きます。

ネギの種はパラパラと距離を取って播くよりも、びっしりするくらいに播いた方が発芽率が良いように思います。

種を播いたら土は軽くかぶせます。

ネギの種は乾燥させると発芽率が悪くなると言われています。

私は土を軽くかぶせたらその上にもみ殻を散らしておきます。

もみがらをかぶせた苗床

もみ殻が手に入らない場合は、不織布の白い布をベタッとかぶせるだけでも違いますよ。

不織布をかぶせた場合は、ネギの種が発芽したら布は外します。

ネギの種播きのポイントは

●少し混み合い過ぎかな?と思えるくらい厚めに播く

●乾燥させないようにもみ殻や不織布で覆う

この二つを抑えればほぼ上手くいきます。

ネギの種播きから10日程度でびっしりと発芽しました。

この状態になれば苗作りもほぼ完成したと言っても過言でありません。

ネギの種が発芽しました!

発芽後は、様子を見ながらあまりにも混み合っているところは間引きすると良いでしょう。

あとは雑草も生えてくるので、見つけ次第抜いておきます。

手まめな方は、この苗床に藁やトタンなどの廃材を使って寒さ除けに囲いなどを作る方もいますが、私はそこまで器用ではないので、このままの状態で寒い冬を迎えます。

しかしネギは寒さには強いので、ほぼ放置状態でも春先には青々と成長してくれます。

種を播いたら追肥は特に施しません。

成長する苗の様子を見ながら、少し黄色く痩せているなと感じたときは、化成肥料をパラパラ程度に苗の上からまき散らすと良いです。

3月に入ってからのネギ苗の様子がこちら。

順調にネギ苗が成長しています


かなり混み合っていますが、画像では分かりにくいかもしれませんが長さはまだ短いですが、茎元が太くしっかりとしたいい苗に成長しています。

あと10日から2週間程度で植え付け出来そうです。

ネギ苗は最終的に40センチ程度まで育てると理想的なのでしょうけれど、私個人的な感想としてそこまで長さは必要なくてもいいと思っています。

よくホームセンターなどで見かけるネギ苗は、細長いひょろんとしたものが多いように見受けられます。

実際にネギ苗を植え付けてみると、長さのあるネギ苗よりも短めのネギ苗の方が扱いやすいと思っています。

そして小さいと思えるような苗でも、植え付けてみると根付きがよく枯れることもなく順調に成長するような印象です。

もし、ホームセンターなどでネギ苗の購入を検討する際は、長さのあるネギ苗ではなく、短くてもずっしりと太さのあるネギ苗を選らんでみて下さい。

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まとめ

秋に種播きをしたネギは、発芽ポイントさえ抑えれば春まで放置状態に近くても簡単にネギ苗を作ることが出来ます。

ネギを植え付けてから収穫、そして種取り、種まき、苗作り、そしてまた苗の植え付け、このサイクルで繰り返しネギ作りをしていきます。

まさしく自給自足と言った感じです。

是非、参考にして下さい!

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