夏野菜の代表のトウモロコシ。
トウモロコシを家庭菜園で育てている方も多いのではないでしょうか。
トウモロコシの後作には何が良いのか気になるところです。
この記事ではトウモロコシの後作に良いとされる野菜と向いてない野菜をまとめてみました。
家庭菜園を楽しんでいる方の参考になれば幸いです。
トウモロコシの後作に良い野菜
私の住む場所はとても山奥で、野生動物も出没します。
そのような過酷な環境で家庭菜園で毎年トウモロコシを育てているのですが、トウモロコシは野生動物のハクビシンの大好物。
毎年、ハクビシンの被害に遭わないかとハラハラしながらトウモロコシを育てています。
ハクビシンにトウモロコシを見つけられると最悪、一晩で全滅なんてこともあり得るのです。
しかも、ハクビシンは食べごろになったトウモロコシを狙ってくるため、目も当てられません。
余談が長くなりました。
本題にいきましょう。
トウモロコシの後作に良い野菜を調べてみました。
トウモロコシは一見するとマメ科の野菜に思えるのですが、トウモロコシはイネ科の野菜なんですね。
またトウモロコシは連作障害が出にくい野菜だと言われています。
それらを踏まえるとトウモロコシはマメ科の野菜と相性が良いようです。
トウモロコシの後作に良いとされる野菜がこちら。
●枝豆 ●小豆 ●インゲン ●エンドウ豆
●枝豆 ●白菜 ●ブロッコリー ●春菊
●ホウレン草 ●レタス
トウモロコシの天敵はアワノメイガで、これは世界的にも有名なのだそう。
アワノメイガの害虫はトウモロコシの中に入り込んで葉っぱや芯を食害します。
そんなアワノメイガに強いのがマメ科の野菜だということです。
トウモロコシの近くにマメ科の野菜を植えることで、アワノメイガを寄せ付けない効果が期待できると言われています。
トウモロコシはセンチュウを増やしやすいことと、養分を吸収しやすい特徴があるため、トウモロコシの後作にはマメ科の野菜が適しているということです。
また、トウモロコシは栄養を吸収する特徴があります。
そのため、トウモロコシを育てた後の畑は養分がトウモロコシに吸い取られ、痩せた状態になっています。
トウモロコシの後作には比較的、肥料を必要としないマメ科の野菜が適しているようです。
トウモロコシは夏野菜の代表ですが、トウモロコシが収穫を終えるのは晩夏から初秋にかけてとなります。
トウモロコシの収穫を終えた後に直ぐに植え付けるのであれば、白菜やブロッコリーの植え付け時期が重なるため、タイミング的には無駄なくリレー栽培が出来ますね。
参考になればと思います。
トウモロコシの後作に向かない野菜
トウモロコシの後作に向かない野菜も紹介しておきます。
トウモロコシの後作に向かない野菜は「人参と大根」です。
人参や大根はネコブセンチュウの被害に遭いやすい野菜です。
トウモロコシはセンチュウを増やす特徴があるため、人参と大根はトウモロコシの後作には向いていないようです。
センチュウは太い根っこにさせない働きをするため、センチュウの被害に遭うと大根や人参は太く育たたなくなってしまうそう。
トウモロコシの後作に人参と大根は植えないように注意しておくと良いです。
まとめ
トウモロコシの後作に良い野菜と向かない野菜を紹介しました。
トウモロコシの後作にはマメ科の野菜が適していました。
また人参と大根はセンチュウの被害に遭いやすく、トウモロコシの後作に育ててしまうと、細くなってしまい満足に生育出来ない状態になるため、注意しておきましょう。
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