自家製の味噌を作るようになって3年目となりました。
初めて味噌を仕込んだ時は「失敗してたらどうしよう、、、」と不安に思いながら、仕上がりを確認しました。
大豆や麹の準備など何となく難しそうに感じてしまう味噌作りですが、今話題の業務スーパーで麹がお手頃に手に入ります。
この記事では、業務スーパーの麹を使って気軽に作れる自家製味噌の作り方を紹介します。
業務スーパーの麹で味噌作り
今話題の低価格が売り物の業務スーパー。
私も業務スーパーが大好きで毎月数回まとめ買いに利用します。
自家製味噌を仕込むための麹も業務スーパーで調達しています。
3年前は業務スーパーの麹も600円台だったと記憶しているのですが、年々値上がり傾向にあるようで、今年は消費税を入れると900円台にまで値上がりしているようです。
ちょっと残念ですが、ここ数年たくさんの食品が値上がり傾向にあることを考慮すれば致し方ありませんね。
外国産の食品も数多く扱ている業務スーパーですが、もしかすると業務スーパーの麹を使うことに抵抗がある方も少なからずいるかもしれませんね?
「業務スーパーの麹大丈夫?」
業務スーパーの麹は岐阜県の菊川株式会社さんが国産のお米を使用して製造しているので安心です。
品質はまったく問題なく、そして味噌の仕上がりもとても美味しいです。
この自家製味噌で作ったお味噌汁はほんのりと甘味があり、どんな具材のお味噌汁も本当に美味しいお味噌汁になります。
手作り味噌の作り方
それでは味噌の作り方を紹介します。
私は3㎏の大豆で仕上がり6㎏の量の味噌を仕込みました。
今回は初めての人でも挑戦しやすい量で、大豆1㎏で仕上がり2㎏の味噌作りの分量で紹介しますね。
1㎏の大豆ならとても作りやすいですよ。
まずは材料から、仕上がり2㎏の分量です。
- 大豆 1㎏
- 麹 1㎏
- 塩 400g
もし、大豆2㎏、3㎏と量を多く作りたい方は1㎏に対する材料を倍にします。
それでは作り方です。
1・大豆を良く水洗いして丸一日水に浸しておきます。
大豆は水に浸すと倍くらいに膨れ上がりますので、多めの水で戻します
2・水に戻した大豆を時間をかけて指で潰せるくらいの柔らかさになるまで茹でます。
平均すると5時間ほど茹でます。
※自家製味噌作りで一番大変なのが、この大豆を茹でる作業です。
私は圧力鍋で数回に分けて茹でています。
屋外にホームカマドを準備して茹でたこともあるのですが、あまりにも時間がかかるので途中で断念し、圧力鍋に移して茹でたこともあります。
長年愛用しているアサヒ軽金属の活力鍋は本当に万能の調理器具で、この鍋と出会ったおかげで料理のレパートリーも増えました。
そしてこの自家製味噌仕込みにも大活躍なんですよ。
「シュッシュ」となり出したら1分火にかけて、あとは火を止めて待つだけで簡単に大豆が柔らかく茹で上がります。
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3・大豆を茹でている間に分量の麹と塩を良く混ぜておきます。
4・指で簡単に潰せるくらいの柔らかさになったら、大き目の容器に茹でた大豆だけを移してマッシャーなどで大豆を潰していきます。
※大豆が熱いうちに潰して下さいね。
この大豆を潰す作業も結構大変です。
私は餅つき機があるので、餅つき機で潰しています。
餅つき機を使うとあっという間にペースト状になります。
試したことはないですが、ホームベーカリーの餅つき機能なども使えるかもしれませんね。
5・潰した大豆はそのまま粗熱が取れるまでおいておきます。
粗熱の取れた大豆にあらかじめ混ぜ合わせていた塩と麹を加えて、大豆と麹が良く混ざり合わさるまで混ぜていきます。
耳たぶくらいの柔らかさが理想的です。
もし、固いようでしたら少量の水か大豆の茹で汁を加えると良いですよ。
6・麹と混ぜ合わせた大豆を容器に入れます。
大豆は空気に触れるとカビるので、ビニール袋を使います。
空気を抜きながら大豆を容器に入れていきます。
7・きっちりと口を縛り、冷暗所で3ヵ月~6カ月程度寝かせて完成です!
大豆の量にもよりますが、少量でしたら3ヵ月後くらいから食べられます。
私はだいたい6カ月を目安としています。
まとめ
業務スーパーの麹を使って作る自家製味噌の作り方を紹介しました。
自家製味噌を作るメリットは、何と言っても味噌の美味しさを味わえることです。
是非、味噌作りにチャレンジしてみて下さい。
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