毎年、自家製の味噌を仕込むため大豆を育てています。
味噌用に栽培するため少し多めに作付けをしているのですが、面積も他の家庭菜園の野菜よりも広く使用しています。
そこで、ふと大豆の後作の良い野菜は何があるのか気になりました。
この記事では大豆の後作に良い野菜をまとめています。
大豆の後作に良い野菜
以前から自家製味噌を作るのに大豆から自分で育ててみたいと思っていました。
目標は叶って数年前から大豆も自分で育てています。
豆類は根粒菌の働きがあり、窒素成分を放出し土壌を豊かにしてくれる働きがあることで知られています。
大豆を育てた後の畑を見てみると、土がフカフカでまるで耕したかのような柔らかさになっています。
また、大豆の枯れた葉っぱもたい肥化されているように感じます。
そして、何より嬉しいのが大豆を育てた畑には雑草が殆ど生えないのです。
大豆が育っている間は、大豆の葉っぱで地面が覆われるため、雑草に太陽の光が当たらず雑草が殆ど生えません。
大豆の収穫が終わった畑には何も植えずにそのまま冬越しをさせてきましたが、春先になっても雑草が生えるのが全然違います。
大豆を植えた畑は他の野菜を育てた畑と比較すると、雑草が殆ど生えていません。
フカフカで雑草の生えていない大豆を育て畑を見ながら、「大豆の後作に何を植えたらいいか?」と疑問に感じたので調べてみました。
大豆の後作に良いとされる野菜がこちら。
レタス、白菜、ブロッコリー、カリフラワー、ほうれん草、玉ねぎ
大豆の栽培で窒素成分が豊富になった畑には、肥料をたくさん必要とする白菜やブロッコリーのアブラナ科の野菜が適しているとされています。
しかし私の住む地方では、大豆の収穫時期は10月~11月にかけてとなります。
白菜やブロッコリーの苗を植える時期はもう少し早くなければ冬の収穫に間に合わなくなってしまいます。
結論からすると、私の住む地域では大豆の後作に白菜やブロッコリーは非現実的と言うことになりそうです。
また、大豆の後作には玉ねぎも良いとされていますが、玉ねぎの苗の植え付けも大豆の収穫前が適期となるため、ちょっとの差で間に合いません。
あくまでも、私の住む場所では大豆、玉ねぎのリレー栽培は時期的に少し無理がありますが、地域によっては大豆と玉ねぎをリレー栽培することで、施肥減効果や土壌改良材の省略に繋がることで推奨されているようです。
大豆、玉ねぎのリレー栽培で農家の経費低減効果が期待されているとされています。
総合的に判断すると、私の住む地域では大豆の後作にリレー栽培が可能なのはホウレン草が適しているかなと思った次第です。
ホウレン草のような葉物野菜は窒素成分が多い土壌で良く育つと言われています。
大豆の後作にホウレン草を育てることは、理にかなっているようです。
野菜の生育には土地の環境や天候に大きく左右されますので、難しいところではあり亜㎡巣。
大豆の後作に植えない方が良い野菜
大豆の後作に植えない方が良い野菜も紹介しておきます。
大豆の後作に植えない方が良い野菜がこちら。
ナス、トマト、ジャガイモ、ピーマン、人参
インゲンマメ、枝豆、スナップエンドウ、絹さや、小豆
大豆の後作に植えない方が良いとされるのがナス科の野菜とマメ科の野菜、そして人参です。
人参はセリ科の野菜ですが、人参が育つのに窒素成分は必要としないため大豆の後作には向いてないとされています。
大豆と同じマメ科の野菜も連作障害に遭いやすくなるため、向いていません。
勿論、大豆を同じ場所で連作することもNGです。
ナス科の野菜はトマトやピーマン、ナス、など夏野菜が主です。
夏野菜の苗の植え付けの時期は、大豆や枝豆を育てた畑には植えないように注意しておきましょう。
ジャガイモもナス科の野菜なので、大豆の後作には植えないように注意が必要です。
まとめ
大豆の後作に良い野菜と植えない方が良い野菜を紹介しました。
家庭菜園を楽しむ方の参考になれば幸いです。
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