玉ねぎの収穫には少し早い時点で玉ねぎにトウ立ちが見られました。
収穫には少し早い時にトウが立ってしまった場合はそのまま放置しても大丈夫なのでしょうか?
疑問に感じたので玉ねぎがトウ立ちした時の対処法を調べてみました。
また、玉ねぎがトウ立ちする原因も合わせて調べてみましたので紹介します。
玉ねぎがとう立ちしたら
収穫にはまだ早い玉ねぎにトウが立ち始めました。
全部ではないのですが数本の玉ねぎにトウが立ち始めたのです。
このまま放置して良いのもなのか、疑問に感じたので調べてみました。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが赤丸で囲んだ部分が玉ねぎのトウです。
玉ねぎの球がまだまだ小さいので、収穫にはまだ早いです。
結論からすると、収穫するには早い時点で玉ねぎにトウが立った場合は、とう立ちした茎を切り取るのが望ましいとのこと。
玉ねぎのトウ立ちをそのまま放置すると、花や茎に栄養が行ってしまい玉ねぎの球に栄養が行かなくなってしまうとのこと。
また、とう立ちをそのまま放置すると玉ねぎが分球することにもつながるそうです。
玉ねぎの球を大きく育てるためにはとう立ちした茎を切り取ってしまうことが望ましいということです。
確かに、とう立ちした玉ねぎを見過ごしてしまった玉ねぎは、玉ねぎの球の中にも芯が侵入してきて固い玉ねぎになってしまいました。
見過ごしてしまったトウ立ちした玉ねぎがこちら。
とう立ちしてしまた玉ねぎは形も特徴的です。
丸いというよりもひょろ長い感じでですね。
やっぱり栄養が茎に吸い取られてしまったことが明白です。
本来は丸く育つ玉ねぎが、茎に栄養を取られたことでひょろ長い形になっています。
茎の部分が手で持つととても固く、まるで棒のよう。
肝心な玉ねぎも切ってみると玉ねぎの中心にまで芯が侵入していました。
収穫までにはまだ時期がある時にトウ立ちした玉ねぎを見つけた場合には、すぐにトウ立ちした茎を切ることが、充実した玉ねぎを育てるポイントです。
今後は十分気を付けて玉ねぎ畑のパトロールをして、とう立ちした玉ねぎは早い段階で茎をカットするように心がけようと思います。
玉ねぎがとう立ちする原因は?
玉ねぎがトウ立ちしてしまう原因について調べてみました。
玉ねぎがトウ立ちする原因と言われるのがこちら。
- 玉ねぎの苗の植え付け時期が早すぎる
- 太すぎる玉ねぎの苗を植えた
- 肥料の与えすぎ
これらが玉ねぎがトウ立ちする原因となっているようです。
確かに私の母も常々、玉ねぎを植え付ける際に「早く植えるととう立ちする」と言っていました。
しかし、玉ねぎは秋に苗を植え付けて冬越しをしますが、苗の植え付けが遅くなり過ぎると今度は冬の寒さに耐えられず枯れてしまうこともあるので、遅植えにも注意が必要です。
早すぎてもダメ、遅すぎてもダメ、本当に野菜を育てることは難しいですね。
また、玉ねぎの苗を選ぶ際に太すぎる苗を選ぶとトウ立ちしやすくなる傾向があるようです。
太い苗を植えることは成長した玉ねぎの苗を植えることになるので、早植えすることと同等の意味合いがあるのかな?と思います。
つまり、適期に苗を植え付けるのが一番望ましいということになりそうです。
肥料の与えすぎでもトウ立ちの傾向が見られるようです。
私は玉ねぎを育てる際に敢えて肥料は与えないようにしています。
あまりにも小さく痩せていると見た目で判断できる場合は追肥を行いますが、肥料を与えて大きく育てると長期保存に向かないからです。
軒下などに吊るして長期保存した玉ねぎは、大きい玉ねぎから腐れていくことを毎年のように目にしてきたからです。
なので、家庭菜園で収穫した玉ねぎは大きい玉ねぎから消費しています。
小さい玉ねぎほど腐らずに来年の春まで保存が効いています。
長年の経験からです。
玉ねぎがとう立ちする原因は早すぎる苗の植え付けが大きな原因と考えられるようです。
玉ねぎを植え付ける際は早すぎないように気を付けようと思います。
また、とう立ちした玉ねぎを見つけた際は早めに茎を切ってしまうことも心掛けたいと思います。
まとめ
玉ねぎがトウ立ちした場合の対処法とトウ立ちする原因について紹介しました。
玉ねぎ栽培の参考になれば幸いです。
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