ジメジメした季節にひょっこり姿を現すゲジゲジ。
見た目がグロテスクで嫌われ者に思われますが、ゲジゲジは殺さないほうが良いと聞いたことはありませんか?
見た目がまるでムカデのようで気持ち悪いゲジゲジをみつけた瞬間にやっつけてしまいたい気持ちにかられますが、「ゲジゲジは殺さない方がいい。」と頭のどこかで蘇ってきます。
ゲジゲジを殺してしまうと、何か罰が当たりそう、、、、。
ゲジゲジを殺さないほうが良い言われる理由は何故でしょうか?
またゲジゲジがどこから入ってくるのか、家の出る理由や駆除方法と対策をまとめてみました。
ちなみに、ゲジゲジのリアルな画像は載せていませんので最後まで安心して読んでいただけたらと思います。
ゲジゲジの特徴
ゲジゲジはムカデの一種なのだそう。
どうりでムカデに似ているはずですね。
しかし、ムカデよりもゲジゲジの方がソフトな感じと言うか、ムカデに比べたらまだ見た目の気持ち悪さは我慢できるように思います。
ゲジゲジはムカデの一種ということですが、ムカデ網のゲジ目に属する生き物で、標準名称は「ゲジ」だそうです。
ゲジゲジの動きが素早かったことから「験者(けんじゃ)」が訛って「ゲジ」と呼ばれるようになった説と、天狗星にちなんで「下食時(げじきどき)」から「ゲジ」と呼ばれるようになったという諸説があるそうです。
ゲジゲジはムカデの一種ですが、実はムカデのように毒を持っていません。
ゲジゲジに万が一噛まれても、ほとんど害はないと言うことなので少し安心ですね。
また、ムカデに比べるととてもおとなしく内向的な性格だそうですよ。
ムカデはちょっと攻撃的に思えてしまいますが、ゲジゲジは動きは素早いけれど攻撃性はないそう。
そんなゲジゲジの特徴は何と言っても足の数ですよね。
ゲジゲジは幼虫の時は左右に4本の足で合計8本の足なのですが、脱皮を繰り返す時に足の数が増えていくのだそう。
ゲジゲジは2年かけて15回以上も脱皮を繰り返し成虫になるのですが、最終的には両足の数が30本になるそうです。
成虫になってからは、3年から4年生きると言われています。
幼虫の頃からカウントするとゲジゲジの寿命は5年から6年だそうですよ。
虫としては長生きする部類でしょうか?
ちなみにムカデの寿命は6年から10年も生きるそうですよ!
ゲジゲジは我慢できるとしてもムカデの長生きには、勘弁して欲しいところです、、、。
ゲジゲジを殺さない方がいい理由
ゲジゲジは殺さない方がいいと言われていますが、その理由はなんなのでしょうか?
突然ですが、ゴキブリの天敵は何だと思いますか?
ゴキブリの天敵と言われているのが実はゲジゲジなのです。
ゲジゲジの動きはゴキブリよりも素早いのだそう。
ゲジゲジはゴキブリを羽根まで残さずきれいに捕食してくれるのです。
ゴキブリだけでなく、クモやアリ、白アリなどを捕食してくれる益虫だったのです。
また低空飛行している虫をジャンプして捉えることもできて運動神経抜群。
それだけでなく、頭脳明晰でもあるんですね。
ゲジゲジにとって天敵である、鳥から身を守るすべを備えているのです。
鳥の存在に気づいたら、ゲジゲジが自分で自分の足を切り落とします。
切り落とした足はピクピク動くので鳥が足に気を取られている隙を見計らって逃げるんですね。
ゲジゲジの足は切り落としても脱皮することで再生するそうですよ。
また目に関しても、1000個の個眼を持っていると言われ、暗闇でも四方見通せるというのですから、ゴキブリの存在にも敏感に反応するのでしょうね。
ゲジゲジはゴキブリの天敵ということで、ゴキブリやクモやシロアリなどを捕食してくれる益虫だということで、殺さない方がいいと言われているのでした。
そしてゲジゲジはゴキブリのように病原菌を運んでこないという性質も備えていますので、必要以上に警戒しなくても大丈夫だということです。
なるほど~、ゲジゲジはゴキブリを退治してくれる益虫だったという訳ですね。
だからゲジゲジは殺さない方がいいと言われていたんですね!
ゲジゲジが家に出る理由
ゲジゲジは益虫だと理解できましたが、それでもあの見た目がどうしても苦手という方も多いのではないでしょうか?
ゲジゲジが家に出る理由を調べてみました。
ゲジゲジの活動期間は3月から12月と言われています。
特に活動が活発になるのが6月~9月で、この時期はゴキブリの幼虫が繁殖する時期と重なります。
餌となるゴキブリを求めてゲジゲジは家の中に侵入してくるようです。
ゲジゲジの侵入経路は玄関の隙間や網戸の隙間など、あらゆる隙間をくぐり抜けて侵入してくるそうですよ。
また、お風呂やキッチンの排水管を通って侵入してくるケースも多いそう。
確かに、ゲジゲジの目撃場所としてキッチンが多いように感じます。
隙間が大好きなゲジゲジは換気扇やエアコンの室外機のダクトなども通り抜けて侵入してくる場合もあります。
また、秋の終わりごろになり寒くなってくると、越冬場所を求めて家の中に侵入してくるそうです。
ゲジゲジが家の中に出る理由は、ゲジゲジの習性が影響していると言えそうですね。
ゲジゲジの対策
餌となるゴキブリや昆虫を求めて、あらゆる隙間から家の中に侵入してくるゲジゲジ。
いくらゴキブリを捕食してくれるとは言っても、家の中に侵入してくることを防ぎたいですよね。
ゲジゲジの習性から対策を考えてみましょう。
ゲジゲジが家に入ってくる理由は餌となるゴキブリを求めて侵入してくるので、まずはゴキブリのいない家を目指すこと。
ゴキブリは、家の床などに落ちている食べ物のカスや生ごみの臭いで寄ってくると言われていますので、出来るだけ清潔を保つことがポイントとなりそうです。
また、家の中は換気して湿った場所を無くすこと、押し入れやクローゼットの換気にも気を付けたいところです。
家の周りでは、落ち葉や雑草の処理に気を付けたいところです。
植木鉢やプランターも風通しをよくしてゴミが溜まらないように小まめに掃除をするように心がけたいところです。
あらゆる隙間もチェックしてみましょう。
壁の割れ目などのメンテナンスもお忘れなく。
エアコンの室外機の配管の穴にはこんな物が有効的ですよ。
この防虫キャップは百均で購入したものです。
エアコンの室外機のホースにつなぐだけで、ゴキブリやゲジゲジ、ムカデなど不快な虫の侵入を防いでくれる優れものです。
キッチンでよく目撃することからキッチンの排水口にはネットで対策をとっています。
生ごみ用のネットを排水口で防いでおくことで、ゲジゲジやムカデの侵入を阻止します。
ゲジゲジの家への侵入の対策として、最後の手段は薬剤に頼る方法でしょうか?
私はとにかくムカデが大の苦手なので、家の周りに薬剤を播いて対策をとっています。
私が使用しているのは虫コロリアースを使っていますが、ゲジゲジにはちょっと気の毒ですが、最後の手段として対策するのがおススメです。
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まとめ
見た目が不快なゲジゲジに関して、ゲジゲジを殺さない方がいいと言われる理由や家に出る原因と対策をまとめてみました。
ゲジゲジは益虫ということで、ゴキブリを捕食してくれる虫だということがわかりまた。
ゲジゲジが好むジメジメした環境をなくすことと、隙間を埋めることが対策として有効となりそうです。
ゲジゲジの対策として参考になれば幸いです。
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