パセリと相性の良いコンパニオンプランツは何があるのでしょうか?
家庭菜園では、出来るだけ農薬に頼らずに野菜を育てたいところです。
そこで利用したいのがコンパニオンプランツ。
特に夏野菜は害虫の被害に遭いやすく、私の畑でも毎年たくさんの虫たちとの戦いに頭を悩ませている次第です。
色々と試しており年々少しずつですが、虫たちとの戦いも上手く勝利出来るようになってきたところなのですが、、、。
もっと色々なコンパニオンプランツを取り入れて、美味しい野菜をたくさん作りたい!
と言うことで、今回はパセリと相性の良いコンパニオンプランツについてまとめてみました。
パセリと相性の良いコンパニオンプランツは?
パセリと相性の良いコンパニオンプランツは、ナス科の野菜が相性が良いとされています。
ナス科の野菜は次の通り。
- ナス
- ジャガイモ
- トマト
- ピーマン
- パプリカ
- 唐辛子
- シシトウ
上記のナス科の野菜の中でも特にナスとパセリの相性はとても良いそうです。
ナスやトマトはテントウムシダマシの害虫が付きやすいですね。
私も毎年ナスに寄ってくるテントウムシダマシの被害には頭を悩ませています。
手で捕獲しても次から次にナスに寄ってきて、最終的には葉が殆どテントウムシダマシに食べられて株自体がかなり衰弱してしまう現象に悩まされてきました。
パセリは特有の臭いがありますが、このパセリの臭いがテントウムシダマシやその他の害虫にとっては苦手な臭いなのだとか。
ナスの株間にパセリを植え付けることで、パセリの臭いで害虫を回避できるというメリットがあります。
またパセリは夏の暑さと強い日差しを苦手とするため、ナスの株が日陰となってパセリの生育に対してもメリットがあり、互いにとても相性の良いコンパニオンプランツになるとうことです。
それ以外にも、パセリの株はこんもりと枝を広げて葉が茂るため、雑草を防ぐマルチとしての効果も期待できるメリットもあるんですね。
パセリにとっても良いことだらけで、パセリにはキアゲハやハダニの害虫が付きやすいのですが、ナスの株元に植えることで、これらの害虫も近寄ってこないという恩恵が受けられます。
パセリなコンパニオンプランツの効果をまとめるとざっとこんな感じです。
- 害虫を防げる
- 生育促進
- 空間を有効活用できる
パセリと相性の良いコンパニオンプランツはナス科の野菜で、特にナスとの相性が良いということでした。
私もナスの株間にパセリを植えて、害虫からナスを守りたいと思います。
また、パセリは植えておくとお弁当や料理の彩りになって何かと重宝ですよね。
イタリアンパセリのコンパニオンプランツは?

イタリアンパセリについてもまとめておきます。
イタリアンパセリは普通のパセリよりも風味が柔らかいというか、ナチュラルというか、優し気な印象を受けます。
このイタリアンパセリもコンパニオンプランツとての役割をしっかりと果たしてくれるんですね。
イタリアンパセリは益虫を拭き寄せて、植物の生育を良くして風味も良くするという優れもののコンパニオンプランツです。
特に相性の良い野菜はトマトなんだそう。
トマトの他にも人参、アスパラガス、バラなどのコンパニオンプランツとして相性が良いそうです。
トマトや人参、アスパラガスの近くにイタリアンパセリを植えることで、害虫が近寄って来なくなるそうですよ。
パセリの育て方

パセリはとても優秀なコンパニオンプランツだということが分かりました。
最後にパセリの育て方を簡単に紹介しておきます。
パセリは種からでも簡単に育てることが出来るので、種から育ててたくさんの苗を作りコンパニオンプランツとして活用してみて下さい。
●パセリの種播き時期
パセリは春播きと秋播きの年に2回の種播きの時期があります。
春播き 4月~5月
秋播き 9月~10月
パセリは2年草のため2年で株は枯れてなくなります。
●種まき方法
苗箱に種をばら播きします。
パセリの種はヒカリを好むため、土は種が隠れるくらい薄めに軽くかぶせます。
本葉が2枚~3枚になったら育苗ポットに仮植をします。
パセリは根が直根性のため移植を嫌う性質があるので、苗は優しく丁寧に扱うことがポイントです。
本葉が5枚~6枚になったら苗として完成です。
そのままコンパニオンプランツとして定植します。
まとめ
パセリと相性の良いコンパニオンプランツをまとめました。
私もまだまだ勉強中ですので、知識を沢山取り入れながら実行に移し、たくさんの美味しい野菜を出来るだけ農薬に頼らずに育てていきたいと思います。
|
コメント