夏の農家の定番のおかずと言えば、青唐辛子味噌があります。
夏の暑い時期の食欲がない時にも、ピッリっと辛い青唐辛子味噌があればそれだけでご飯が進んでしまうほど、農家には欠かせない一品です。
しかも、青唐辛子味噌の作り方はレシピなしで目分量でも誰でも簡単に作れてしまうのもいいところ。
今回は農家の夏の定番、青唐辛子味噌の作り方を紹介します。
青唐辛子味噌の材料
青唐辛子味噌は、刻んだ青唐辛子を油で炒めて味噌と砂糖を加えて最後に刻んだ青じそをたっぷりと加えるだけの簡単なレシピです。
材料の分量もほとんど目分量で作れてしまうほど誰にでも失敗なく簡単に作れます。
しかし、初めて青唐辛子味噌を作る人にとっては、最初から目分量というのも不安かと思いますので、作りやすい基本的な分量を紹介しますね。
- 青唐辛子 5本
- 青じそ 30枚~50枚
- 味噌 大さじ山盛り3杯
- 砂糖 大さじ3杯
- サラダ油 適量
上記の分量で出来上がりは、軽く手の平に乗るくらいの器に一杯分といったところです。
4人家族が賞味期限内(おおよそ2週間程度)に食べきれるくらいの丁度いい分量かと思います。
また、青じそは30枚~50枚とかなり多めの分量となっています。
この時期、家庭菜園で青じそを育てている方にとっては、大量の青じそがあるかと思います。
青じそを多めに入れることで、青唐辛子の辛さだけでなく、青じその風味も一緒に味わえるので青唐辛子味噌も更に美味しくなります。
青じそが大量にない場青は、10枚くらいでも全然大丈夫ですよ。
また、実際に作る場合は、好みで味見をしながら砂糖の量などを調節していくと良いです。
大体、味噌と砂糖の分量を同じか、砂糖がやや少なめの分量で作るとほぼ失敗なく作れます。
青唐辛子味噌の作り方
それでは、青唐辛子味噌の作り方を紹介します。
1・青唐辛子はヘタを取り除いて小口切りに、青じそはみじん切りにしておきます。
青唐辛子を刻んだら、その手で顔などを触らないように気をつけましょう。
唐辛子を触った手で顔等を触ると、ピリピリ、ヒリヒリ痛くなるので注意して下さいね。
2.フライパンにサラダ油と青唐辛子を入れて炒めます。
青唐辛子を炒める時間は弱火でおおよそ1分程度。
この時に油を熱してから青唐辛子を加えると、青唐辛子が焦げやすくなるのでサラダ油と青唐辛子は同時に入れてしまいます。
3・青唐辛子を1分程度炒めたら、味噌と砂糖を加えて手早く味噌と砂糖と青唐辛子を馴染ませます。
ここは弱火にして手早く混ぜることがポイントとなります。
最初は味噌がなかなか馴染みにくく感じますが、砂糖が溶け出すと味噌も柔らかくなり馴染みやすくなります。
また、手早やに混ぜることがポイントですが、もたもたしているとお味噌と砂糖が焦げやすいためです。
この時にグツグツと油が跳ねますので出来るだけ早く済ませてしまうといいです。
4・青唐辛子と味噌と砂糖が馴染んだら火を止めて、刻んだ青じそを一気に入れて混ぜ合わせて完成です。
火を止めて青じそを混ぜることで、青じその風味がしっかりと残ります。
出来上がった青唐辛子味噌は冷蔵庫で約2週間程度日持ちがします。
もっと長く持たせたい場合は、冷凍保存も可能で一ヵ月程度の日持ちが目安となります。
青唐辛子味噌のおススメの食べ方
青唐辛子味噌は白いご飯が一番合うと思いますが、その他の食べ方も紹介しますね。
揚げナスに青唐辛子味噌をのせてナスの田楽風にして食べても美味しいです。
さしみこんにゃくにつけて食べるのもおススメです。
また、トーストに薄~く塗っていいですね。
豆腐のトッピングやきゅうりにそのまま付けて食べても美味しそうです。
でも、やっぱり白いご飯との組み合わせが一番かな?なんて個人的には思っています。
みなさんも、色々なアレンジで青唐辛子味噌を楽しんでみてはいかがでしょうか。
まとめ
青唐辛子味噌の作り方を紹介しました。
青唐辛子味噌を美味しく作るポイントは、青じそをたっぷりと入れること。
一度レシピ通りに作ってみると、次回からは目分量でも失敗なく青唐辛子味噌を作ることができますので、手順だけ覚えておくと良いですよ。
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