夏も終わりに近づいてくると、そろそろ秋野菜の栽培計画を考えなくてはなりませんね。
家庭菜園ではキュウリを栽培している方も多いと思いますが、そろそろキュウリの後に何を植えたらいいか?
また、キュウリの後作に植えない方がいい野菜はあるのか?
色々と疑問に思うこともありますね。
そこで、この記事ではキュウリの後作に良い野菜と植えない方がいい野菜をまとめました。
キュウリの後作としての相性を知ることで、害虫や病気を抑えてより美味しい野菜を作ることが可能となります。
キュウリの後作に植える野菜として参考になればと思います。
キュウリの後作に良い野菜は?

キュウリの後作に良い野菜と言われているのがこちらです。
- トウモロコシ
- ほうれん草
- 玉ねぎ
- ニンニク
- ラッキョウ
- ワケギ
- アサツキ
キュウリの収穫は早いとお盆の頃には株も弱って枯れ始めてきます。
霜知らずなどの秋に収穫を見込む品種もありますが、おおよそ9月初旬の頃にはキュウリの収穫は終わってしまいますね。
キュウリの収穫の終わりを考えるとキュウリの後作にトウモロコシというのはちょっと現実的でないかもしれませんね。
温暖な地域にとっては可能かもしれません。
しかし、キュウリの後作にトウモロコシをいう組み合わせは最高に良いそうですよ。
トウモロコシは肥料を吸収する力がもの凄く強いのだとか。
キュウリ栽培で残った余分な肥料を吸収して土壌改良しながら成長するので、美味しいトウモロコシが出来て畑にも良いと言うことで相乗効果が期待できるという訳なんですね。
残念ながら時期的にあまり現実的ではないと言う方は、ほうれん草や玉ねぎ、にんにく、ラッキョウなどを植えるといいです。
ほうれん草や玉ねぎ、にんにくは秋播き、植え付けの野菜ですので、キュウリの収穫を慌てずにゆっくりと出来ます。
キュウリの後作にネギの仲間の野菜が相性が良いとされるのは、病害から野菜を守れるからなんですね。
特にニンニクは乾腐病、春腐病などの土壌病害に遭いやすいのですが、ネギの仲間の野菜にはこれらの土壌病害を抑える効果が期待できるのだそう。
土壌病害を抑えるだけでなく、生育促進の働きも期待できるそうですよ。
また、キュウリの後作にほうれん草が良いとされていますが、ほうれん草は種まきから初心者でも手軽に栽培できるので、おススメです。
キュウリの後作に向かない野菜は?

キュウリの後作に向かない野菜も合わせて紹介しますね。
キュウリの後作に植えない方が良いのは次の通りです。
- スイカ
- メロン
- ゴーヤ
- ズッキーニ
- カボチャ
- 大根
- 人参
キュウリはウリ科の野菜ですが、ウリ科の野菜は連作障害があります。
例えばキュウリを植えた場所は2年ほど間を空けないと同じ場所では植えない方が良いとされています。
万が一同じ場所同じ場所に植えてしまった場合は、連作障害により生育が極端に悪くなったり、病害で最悪株が枯れてしまうなどの症状が出てしまいます。
キュウリの後作に同じウリ科の野菜は植えない方が良いです。
しかしウリ科の野菜は殆どが夏野菜のため、栽培時期が重なるので後作に植えることはなさそうですね。
注意しなければならないのは、翌年ウリ科の野菜を植えた場所にウリ科の野菜は作らないことです。
キュウリを植えた場所には翌年はカボチャやズッキーニ、スイカなどウリ科の野菜は植えないように注意しましょう。
またウリ科ではありませんが、キュウリの後作に人参、大根も向かないので避けておきましょう。
キュウリの栽培でセンチュウが増えている可能性が大いにあるため、センチュウの被害に遭いやすい人参やダイコンは向かないそうです。
まとめ
キュウリの後作に良い野菜と向かない野菜を紹介しました。
ぜひ参考になさって下さい。
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