家庭菜園で人気のジャガイモ。
ジャガイモは植え付けから収穫まで比較的短期間に完了するため、初心者さんでも育てやすい野菜の一つです。
そんなジャガイモの収穫時期の目安は何を基準にしたらよいでしょうか?
この記事ではジャガイモの収穫時期の目安についてまとめています。
ジャガイモの収穫時期の目安
ジャガイモの収穫時期は、植えた品種や栽培地域、その年の気候条件によって異なることがあります。
地域や栽培状況によって多少の変動がありますが、一般的な早生品種のジャガイモでは、種芋を植えてから約70〜90日程度で収穫することが出来ると言われています。
私が住んでいる地域では3月中旬から下旬にかけてジャガイモの種を植え付けるのが一般的です。
ちょうど桜の開花直前頃にジャガイモの種を植え付けます。
6月中旬頃には収穫が可能となります。
ジャガイモの収穫の目安となるのがこちら。
- 植え付けから70日~90日後
- ジャガイモの葉っぱと株が乱れてきた頃
- ジャガイモの葉っぱが黄色く枯れ始まったころ
- ジャガイモの葉っぱが完全に枯れたとき
ジャガイモは収穫時期が近づいてくると、葉っぱが地面に垂れるように乱れてきます。
そして少しづつ葉っぱが黄色く変色していきますが、黄色く変色し始まったと思ったら完全に葉っぱが枯れるまでそれほど時間はかかりません。
ですので、葉っぱが黄色く変色し始めたら、収穫の準備をしておくと良いです。
また、ジャガイモは花が咲いている頃から試し掘りが可能です。
手でジャガイモの薄皮を剥いて食べる新じゃがの美味しさは格別ですね。
ジャガイモの収穫時期は梅雨時期と重なることが多いです。
長雨でジャガイモが腐りやすくなってしまうのを防ぐためにも、晴天の日が続くようでしたらためらわずに収穫してしまいましょう。
そのためにも、ジャガイモの葉っぱが黄色く変色し始めたら、天気予報だけは小まめにチェックすることをおススメします。
ジャガイモの保存
晴天の続くような日にジャガイモの収穫です。
午前中に収穫します。
収穫したジャガイモは畑で半日程度お日様に当てて土を乾かします。
そして、納屋やガレージのような場所の土間や床に広げます。
日光に当たると青く変色してしまうので、不要になたシーツや毛布または、段ボールを広げてジャガイモの上に被せます。
このようにジャガイモを床や土間に広げた状態で夏越しをします。
紙袋や段ボール箱に入れて本格的に保存するのは夏を越してからです。
収穫後に直ぐに紙袋や段ボールに保存すると、傷のあるジャガイモや十分に乾燥されていないジャガイモから腐れてしまうことがあるためです。
特に暑い夏はしっかり乾燥していないと腐りやすいです。
夏を超して秋になったら本格的に紙袋や厚手の段ボール箱に入れて長期保存します。
ジャガイモは冬の寒さにも弱いため、紙袋や段ボール箱の上から毛布などを被せて防寒対策をしておくと完璧です。
また、ジャガイモは芽を出しやすいので、小まめにジャガイモの様子を見て芽が出てきたらその都度芽かきをすると良いです。
家庭菜園で収穫したジャガイモは小まめに芽かきをしながら、翌年の4月頃まで保存が可能です。
芽かきをしないと、芽に栄養が吸い取られジャガイモはシワシワになってしまいます。
芽かきをすることで、ジャガイモがシワシワになることを防ぐことが出来ます。
まとめ
ジャガイモの収穫時期の目安について紹介しました。
ジャガイモの葉っぱが黄色く変色し始めたら収穫時期が間もないことのサインです。
そして、ジャガイモの葉っぱが変色し始めたら天気予報を小まめにチェックすることを忘れずに!
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