今年は白菜がなかなか結球しません。
葉っぱがガサガサした感じで開き気味の白菜が多いです。
白菜が上手く結球しなかった理由が気になったので調べてみました。
また、結球するように育てるポイントも合わせてまとめています。
白菜が結球しない理由
毎年、家庭菜園で白菜を育てています。
例年、殆ど失敗なく結球するのですが、今年は生育の調子が思うようではありません。
葉っぱがガサガサした感じで、なかなか結球する様子がありません。
何がいけなかったのか、白菜が結球しない理由を調べてみました。
白菜が結球しない主な理由は4点ありました。
1・種まき・植え付け時期
2・肥料不足
3・日照不足
4・害虫の被害
白菜が結球しない主な理由は上記の4点が主な原因のようです。
それぞれ詳しく見て行きたいと思います。
1・種まき、植え付け時期
白菜は冷涼な環境を好むと言われています。
白菜の生育適温は15度~20度。
この温度から大幅にずれてしまうと生育不良を起こすそうです。
私は毎年、白菜は種から育てています。
白菜の種はだいたいお盆が明ける8月20日前後に種まきをしています。
ここ数年は猛暑日も多く、9月や10月になっても残暑が厳しい日が多いですね。
猛暑日、残暑の影響で白菜の成長にも影響が及ぶことも考えられます。
天候ばかりは人間の力ではどうにもなりませんので、家庭菜園はお天気や気候と上手く付き合いながらやっていくしかないですね。
2・肥料不足
白菜が結球しない原因として肥料不足があげられます。
逆に肥料が多すぎても葉っぱの茂りが大きくなり結球が送れることもあるそうです。
肥料の与え方のポイントとしては、白菜の苗を植え付ける時に元肥をしっかりと施しておくこと。
また、白菜が結球し始めたら追肥を与えることが、上手な肥料の与え方となります。
恐らくですが、私の白菜が結球しなかった一番の原因は肥料不足が考えられます。
一番外側の葉っぱが黄色く変色していますので、明らかに肥料切れを起こしているのが一目瞭然です。
忙しさのあまり、白菜が結球する頃に追肥も怠ってしまいました。
来年はしっかりと肥料を与えて、追肥もしっかり行いたいと思います。
3・日照不足
白菜が結球しない理由に日照不足が挙げられます。
白菜は外側の葉が17枚~20枚になる頃に株の中心から結球し始めると言われています。
白菜が結球するためには光合成が大きく関係しており、日照不足で光合成が行えないと結球しにくくなるそうです。
そのため、白菜の生育場所は日当たりの良い場所を選ぶことがポイントとなってきます。
4・害虫の被害
白菜はアブラナ科に属します。
一般的にアブラナ科の野菜は害虫の被害に遭いやすいと言われています。
キャベツやブロッコリーや大根などもアブラナ科の野菜ですが、青虫の被害に遭いやすいですね。
害虫の被害にあうと、白菜が結球しにくくなると言われています。
残暑などで気温の高い日が続くと、余計に害虫の発生も多くなるように感じます。
口に入れるものですので、出来るだけ農薬は使いたくないと思うところ。
実際に自分で野菜を育ててみると、いかに無農薬で野菜を育てるのが大変かよくわかります。
それと同時にスーパーに並べられている綺麗な野菜は、おそらくですが害虫対策や病害対策はしっかりと施されているのではないかと思われます。
結球しなかった白菜はどうする?
収穫時期を迎えても結球しない白菜は、この先はいくら植えておいても結球はしません。
結球しなかった白菜は、外側の葉っぱだけでも食べることは可能です。
私は、結球しなかった白菜はそのまま畑に植えたままにして年越しをします。
3月4月になると、白菜の芯が伸びだしてきて菜の花として楽しみます。
白菜の菜の花は茎も葉も柔らかいのが特徴で、お浸しや辛し和え、パスタ、炒め物、お味噌汁の具材として色々な料理に使えます。
白菜の菜の花が楽しめるのも、家庭菜園で野菜を育てているからこそのこと。
もし、白菜が結球しなかった場合は、そのまま畑に植えたままで冬越しをして、春先に菜の花で楽しんでみて下さい。
まとめ
白菜が結球しない原因について調べてみました。
最後までお読み下さりありがとうございます。
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