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ネギ苗の植え付け時期は?育て方のポイントは土寄せと夏の植え替え

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家庭菜園
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※この記事にはプロモーションが含まれています。

ここ数年、温暖化の影響でしょうか?

異常気象が頻繁に感じられますね。

野菜の出来具合はお天気に直接左右されてしまいます。

異常気象のために野菜の高騰などもよく目にするニュースとなりました。

家庭菜園で少しでも野菜を作っていれば、野菜高騰な状況になってしまってもお財布を気にすることなく済みますよね。

そんな野菜高騰に少しでも備えておきたいところ。

今回は、私が野菜作りの中でもとりわけ得意としているネギの育て方について、ネギの植え付け時期から土寄せの時期などについて詳しく紹介します。

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ネギ苗の植え付け時期は?

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ネギ苗の植え付けの時期は春と夏の年に2回となっています。

●春 3月~4月

●夏 7月~8月

私の住む北関東地方では一般的に春先にネギ苗が店頭に並び始めます。

7月~8月にネギ苗が店頭に並ぶところを見たことがありません。

ちょっと気になってネギ苗の夏の植え付けについて調べてみたのですが、春に種まきをして苗を仕立て、7月~8月に植え付けるようです。

春にネギの種播きをするのはその地方の気候などによって変わってくるようですね。

ちなみに私の住む地域では、ネギの種播きは秋播きが一般的となっています。

ネギ苗の植え付け時期は、春と夏の年に2回ということですが、私がこの記事で紹介するのは春の植え付けについてです。

と言うことで、ネギ苗の植え付け時期は3月~4月。

私は毎年3月中旬頃にネギ苗を植え付けます。

丁度、ジャガイモの種播きと同じ時期になりますね。

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ネギ苗の畑の準備

まずは、ネギ苗を植え付ける畑の準備です。

ネギ苗を定植させる場所ですが、ネギは連作障害が出やすいと言われています。

ですので、ネギを栽培した場所は1年~2年は避けた方が良いです。

またネギは日当たりの良い場所を好みますので、日当たりの悪い畑も避けましょう。

ネギは寒さや暑さには強いのですが、湿度には弱いです。

粘土質の水はけの悪い畑も避けておきましょう。

畑の準備は苗の植え付け2週間前に苦土石灰を1平方メートル当たり2握り(100gほど)播いて耕します。

ネギ苗の植え付け1週間前には堆肥を1平方メートル3キロ程度すき込んでおき、畝を作ります。

畝は幅15センチ程度、深さは20センチ程度の溝を作っておきます。

以上で畑の準備は完了です。

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ネギ苗の植え付け方法

いよいよネギ苗の植え付けです。

ネギは寄せ植えするとお互いに助け合って生育が良くなると言われています。

私はネギ苗を2本ずつ植えていきます。

家庭菜園の本や他の方のブログなどでは、ネギ苗を1本ずつ植え付ける方法が書かれていますが、私は2本ずつ植え付けます。

これは私の母がこのやり方でネギを作っており、またご近所の農家の方も2本ずつ植え付けています。

2本ずつ苗を並べていきます

畝の壁の部分にネギ苗を2本ずつ10センチ弱の間隔で、寄りかからせるように立てかけていきます。

2本ずつ並べる時のネギ苗は、2本のネギ苗の間に大人の人差し指くらいの間を空けるます。

ネギ苗の植え付けの時は肥料は与えません。

ネギ苗を畝に立てかけたら、土をかぶせます。

ネギの根本をしっかり土に押し込むような感じで押さえながら手で丁寧に土をかぶせていきます。

土をかぶせる目安ですが、ネギ苗の葉の分かれ目まで土をかぶせればOKです。

赤い線が土をかぶせる目安

上の画像の赤い線が土をかぶせる目安となりますが、この目安はネギが成長するにつれ土寄せを繰り返し行っていく際も、この葉の分かれ目まで土を寄せる目安となるので、覚えておくと良いですよ。

ネギのは葉の分かれ目よりも上には土をかぶせない、、、、これポイントです。

葉の分かれ目の部分まで土をかぶせます

ネギ苗は斜めに畝に寄りかかる状態ですが、日にちが経つにつれて垂直に起き上がってきます。

これでネギ苗の植え付けの完成です。

ネギ苗の植え付けの時は水やりはしません。

ちょっと干からびた感じになっても雨が降ると自然にイキイキとしてきますから大丈夫ですよ。

ネギは思ったよりも強い野菜なのです。

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ネギの土寄せの時期とやり方

自慢のネギ畑

ネギはあまり肥料を必要とはしませんが、収穫まで何度か土寄せをしなければなりません。

最初はなんて手間のかかる野菜何だろうと面倒に感じましたし、何のためにこのような骨の折れる作業をするのか理解できませんでした。

ネギを育てる上で土寄せを何度も行うのは、ネギの一番美味しい白い部分を長く育てるためなんですね。

土寄せを繰り返すことで、最終的にネギの白い部分を30センチに目指します。

土寄せを手抜きせずにしっかり行うことでとても立派なネギが収穫できた時は本当に嬉しかったです。

ですので、今ではネギの土寄せだけは絶対に手抜きはしませんし、面倒にも感じません。

ネギの土寄せのやり方の前に、土寄せのタイミングと収穫の流れをお伝えしておきますね。

  • 3月 ネギ苗の植え付け
  • 4月~7月 月に1回土寄せ(場合によっては追肥も)
  • 7月 ネギの植え替え(必須です!)
  • 8月~11月 月に1回土寄せ(場合によっては追肥も)
  • 11月~収穫可能

ネギ苗を植え付けてから月に1回のペースで土寄せを行っていくのですが、7月にはネギの植え替え作業をします。

ネギの植え替え作業については次項で詳しく解説しますね。

土寄せのやり方を説明します。

私はネギ苗を植え付けてから様子を見ながら3週間後に追肥をしながら一度目の土寄せを行います。

追肥はネギ苗を植え付けた時と同じ化成肥料を畝1メートル当たり一握り与えます。

土寄せのやり方は、ネギの畝の左右どちらかを片方ずつ行います。

畝の両方を一度に土寄せすることはしません。

必ず片方の畝からです。

どちらか一方を土寄せしたら1週間程度間隔をあけて逆の畝の土寄せを行っていきます。

ネギ苗の葉の分かれ目よりもやや下の部分まで土を軽く寄せていきます。

ネギの土寄せの基本はこの2点です。

●土寄せは片方の畝から順番に行う(1週間後に残りの畝の土寄せ)

●土寄せはネギ苗の葉の分かれ目のちょっと下の部分まで

ネギが成長するに連れてもこの基本はそのまま継続です。

様子を見ながら月に1回程度、土寄せを行っていきます。

追肥に関しては、本などで月に1回程度土寄せと一緒に行っていくとありますが、私の経験上、追肥はそこまで必要ないと思います。

なぜなら私は昨年、月に1回追肥と土寄せを同時に欠かさず行っていたのですが、夏の暑さの時に、青々していた葉っぱが急にぐったりと折れて畑に伏してしまったからです。

この時は、ご近所さんに「肥料の与えすぎ」だと言われました。

ですので、ネギは最初の植え付けの時と、その後1回~2回程度の追肥でいいのかな?と思っています。

土地の状態にもよりますが、ネギを育てる上で肥料の与えすぎはあまり良くないと覚えておくと良いですよ。

土寄せを同じく大切なのが、雑草抜きです。

梅雨時期から夏場にかけて雑草の勢いはハンパないですよね。

ネギの畑の雑草を抜かずにそのまま伸ばし放題にしておくと、ネギは雑草に負けて蒸れて腐れてしまうので、常に雑草をきれいに抜いて風通しを良くしておきましょう。

土寄せを小まめに行っていると、雑草の生えてくるのも随分と抑えられるんですよ。

雑草対策としても、土寄せは大きな役割を果たしているんですね。

ネギの植え替え時期と植え替えのやり方

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ネギの植え替えについて解説します。

柔らかくて美味しいネギを作る上で大切な作業がネギの植え替えです。

大変でも夏場にネギの植え替え作業を行うことで、甘味があって柔らかいネギに育つのです。

実はこのネギの植え替え作業ですが、ネギを育てる上で一番労力のいる大変な作業なんですね。

しかも、ネギの植え替えの時期は7月~8月にかけての、一番暑くて大変な時期なのです!

ネギの植え替えとは、春に植え付けたネギを土寄せをしながらある程度まで育てたら、一度全部畑から抜き取ってしまいます。

そして、ネギの茎の薄皮をきれいに剥いてまた植え直しをする作業なのです。

畝は再度作り直します。

ネギの植え替えの時の畝はやや深めに掘っていきます。

こちらは、私の家庭菜園の師匠でもあるおばあちゃん先生の畑です。

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かなり深めに畝を掘っているのがお分かりいただけますでしょうか?

枕になる部分を大きくとっていますよね。

畝を掘ったらネギの枕になる部分に藁を敷いていきます。

今ではコンバインの普及で藁もなかなか手に入りにくくなってしまいました。

藁が手に入らない時は、藁の代わりに新聞紙を細長く半分折にして敷くと良いですよ。

新聞紙は雨にぬれたりしながら自然になくなります。

春にネギ苗を植え付ける時は2本ずつ植え付けましたが、夏の植え替えは1本ずつ並べていきます。

間隔は5センチ程度。

夏のネギの植え替え


並べ終わったら枕にした部分と反対側の土をかぶせます。

土をかぶせるのは、ネギの青い葉の分かれ目よりもやや下の部分までです。


赤丸で囲んだ部分がネギの葉の分けれ部分、土寄せはこの葉っぱの分かれ目を基準にして行います。(これは覚えておくべき大切なポイントです。)

赤線を引いた部分が土をかぶせる目安となります。

土をかぶせたらネギの植え替えは終了です。

ちなみにネギの植え替えの時は肥料は施しません。

ネギの植え替え作業が終わった時は、斜めに寝ている状態ですが日にちが経つと徐々に自然にネギは起き上がって垂直になります。

植え替えが終わったら、11月まで月に1回土寄せを繰り返していきます。

植え替えを行ったあとの追肥は、様子をみながら必要なら施すくらいの気持ちでいいと思います。

私は、植え替え後は収穫まで1回のみ追肥を行いました。

私の師匠のおばあちゃん先生も、ネギの追肥は殆ど施さないようです。

それでも立派なネギに育っています。

このネギの植え替え作業ですが、7月~8月の中旬頃に行うのですが、この時期の気温はハンパなく暑いです。

くれぐれも熱中症に注意して行って下さいね。

私の知人は暑いのが本当に苦手だからと言って、ネギの植え替え作業は6月頃に行っていました。

無理せずに自分にあったスタイルで行うのも一つの方法です。

ネギの収穫時期

何度も土寄せを繰り返しながら育ててきた長ネギ。

11月になったら数本づつ試し採りです。

本格的にネギが美味しくなるのは12月に入ってからですが、11月あたりから収穫は可能となります。

使う分だけ取りながら消費していくと良いです。

畑に行くとすぐにネギが取れるってとても贅沢なことに思えてしまいます。

これが家庭菜園の楽しいところです。

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まとめ

ネギ苗の育て方を、植え付け時期から土寄せと植え替えまで解説しました。

ネギを育てることはかなり手間がかかりますが、手を加えたぶん柔らかくて美味しいネギに育ちますので、土寄せと夏の植え替えをしっかりと行いましょう!


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