桜の便りも聞かれるようになると、家庭菜園も本格始動です。
春先に待っている家庭菜園の大仕事と言っても良いのがジャガイモの植え付けです。
気ぜわしくなる前にジャガイモの植え付けを済ませておけばひとまず安心と言ったところです。
ジャガイモを植え付ける際に芽出しを行ってから植え付ける方法があることを知りました。
そこで、この記事ではジャガイモの芽出しの方法と芽出しをすることで得られるメリットをまとめてみました。
ジャガイモの植え付けの参考になれば幸いです。
ジャガイモの芽出しの方法
ジャガイモは種芋を購入したらそのまま植え付けていましたが、芽出しをしてから植え付ける方法があることを最近知りました。
ジャガイモ芽出しと聞くと、「なんだか難しそう~」と嫌厭してしまいそうになるところですが、実はジャガイモの芽出しはとても簡単な作業です。
そもそもジャガイモの芽出しとは何?と疑問に思うところですが、ジャガイモの芽出しとは、「種芋にするジャガイモを光に当てて芽を出させること」で、「催芽」と言われています。
芽を出すことを催促することですね。
それでは、ジャガイモの芽出しの方法です。
種芋のジャガイモを浅めの段ボール箱やザルなどに新聞紙を敷いてその上にジャガイモが重ならないように並べます。
浅めのカゴやザルにジャガイモを並べたら、雨がかからない日差しの当たる場所に置いておくだけです。
時折り、ジャガイモに均等に日光が当たるように転がしながら万遍なく光を当てます。
理想的な気温は10度から20度の温度が保たれる場所が理想的です。
また強い直射日光や高温になると種芋が傷むことがあるため、注意しましょう。
最近は3月でも夏日の気温になることもあり、温度管理は難しいところではあると思います。
また、日当たりの良い縁側でもジャガイモの芽出しの場所は適しています。
直射日光が強い縁側は、レースのカーテン越しに芽出しを行うと良いです。
家の中でしたが、ジャガイモの様子を小まめにチェック出来ますね。
ジャガイモの芽出しの時期は2月後半から3月一杯。
ジャガイモ芽出しの期間は2週間から4週間です。
ジャガイモの芽の様子を見ながら調節します。
ジャガイモの芽が出てきたら植え付けます。
青くなったジャガイモは種芋に出来る?
ジャガイモの芽出しとは、光を当てて芽を出させることですが、ジャガイモは光に当たると緑色に変色することで有名です。
そして緑色に変色したジャガイモは天然毒素のソラニンやチャコニンが発生し、食べると食中毒を起こすことでも注意が必要とされています。
ジャガイモの種芋を日光に当てて芽出しをすると、緑色に変色しますが、緑色に変色したジャガイモを種芋に利用しても大丈夫なのか気になりますね。
天然毒素を含んでいると聞くと、躊躇してしまうところですが、緑化したジャガイモを種芋に利用する際は何ら問題はないと言うことです。
ジャガイモの芽出しをすることのメリット
通常、ジャガイモは種芋を購入したらのそのまま植え付けますが、わざわざ芽出しをするメリットは何でしょうか?
ジャガイモの芽出しをすることで2つのメリットがあります。
1・発芽率の安定
2・生育順調
ジャガイモの芽出しをすることで、発芽率の安定と生育順調のメリットが得られます。
芽出しを行ってから畑に植え付けるため、発芽が整い生育が揃うというメリットが得られること。
また、発芽させてから畑に植え付けることで、生育が良くなるメリットが得られます。
ジャガイモの植え付け時期は3月に行われる地域が多いと思いますが、3月は春とは言えまだまだ気温が安定しない時期でもあります。
そのため、植え付けたジャガイモの芽がなかなか出ないなんてこともありますが、芽出しをしてから植え付けることで順調に育つメリットが得られます。
また、芽出しをしたジャガイモは、芽が折れやすいこともあるため、取り扱う際は丁寧に芽を折らないように注意が必要です。
まとめ
ジャガイモの芽出しの方法について紹介しました。
ジャガイモを栽培する際の参考になれば幸いです。
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