キャベツは四季採りも可能な野菜で家庭菜園でも人気です。
一年を通して市場に出回っているキャベツですが、やはり一番は葉っぱが柔らかい春キャベツが美味しですね。
家庭菜園でも人気のあるキャベツですが、キャベツを収穫した後の畑には後作として何の野菜を植えたらいいか悩むところです。
この記事ではキャベツの後作に良い野菜と植えない方が良い野菜をまとめています。
キャベツの後作に良い野菜
キャベツはアブラナ科の野菜に属しています。
基本的にアブラナ科の野菜は連作障害の出る野菜として知られています。
ですので、キャベツを栽培した場所は2年~3年はアブラナ科の野菜は植えないように注意しましょう。
キャベツの後作に良いとされる野菜がこちら。
枝豆、大豆、人参、セロリ
キュウリ、カボチャ、スイカ、ズッキーニ
ナス、ジャガイモ、トマト、シシトウ、
ピーマン、唐辛子、レタス、ほうれん草
キャベツの後作に良いとされる野菜はマメ科を始め、ナス科、ウリ科、セリ科の野菜が相性が良いと言われています。
特におススメなのはマメ科です。
マメ科の野菜は土の力を回復させる効果が期待されているため、キャベツを育てた後の畑に植えることで、土壌改良にも繋がるという訳なのです。
またナス科の野菜やウリ科の野菜もキャベツの後作に向いています。
ナス科やウリ科の野菜は夏野菜が多いため、春キャベツを収穫した後に期間を空けずに栽培が可能になるため、効率の良い栽培が期待できますね。
キャベツの後作に植えない方が良い野菜
キャベツの後作に植えない方がいい野菜も紹介しておきます。
キャベツの後作に植えな方が良い野菜はキャベツと同じアブラナ科の野菜です。
アブラナ科の野菜がこちら。
白菜、大根、小松菜、青梗菜、スティックセニョール
ラディッシュ、ルッコラ、ブロッコリー、カリフラワー
同じアブラナ科の野菜をキャベツの後作に植えてしまうと、連作障害が出てしまい生育不良や病害虫の被害にあってしまい、収穫量が激減することもあるので注意しましょう。
キャベツと混植すると良い野菜
キャベツと混植すると良いとされている野菜を紹介しておきます。
キャベツと言えば、青虫の被害に遭いやすいのが特徴的でもあります。
完全に無農薬でキャベツを育てようとするものなら、キャベツの殆どが青虫の餌になってしまうこともあり得ますね。
特に春先のキャベツの苗にはモンシロチョウが頻繁に卵を産み付けます。
青虫を見つけ次第手で捕殺するのも大変な作業です。
そこで、出来るだけ無農薬で青虫の対策をするには、コンパニオンプランツを利用すると良いです。
キャベツのコンパニオンプランツでおススメなのがキク科の野菜です。
青虫やヨトウムシ、コナガなどの幼虫はキク科の野菜が嫌いなのだとか。
キク科の野菜にレタス、サンチュ、サニーレタス等がありますが、特に赤い葉っぱのサニーレタスがおススメです。
と言うのも、モンシロチョウは赤い色を嫌う性質を持っているとのこと。
キャベツ10株に対してキク科の野菜は4株ほどの割合で植え付けるといいそうです。
青虫対策としてキャベツとサニーレタスを混植してみるのもいいですね。
まとめ
キャベツの後作に良い野菜と植えない方がいい野菜を紹介しました。
キャベツの後作には同じアブラナ科の野菜はNGで、ナス科やウリ科、マメ科の野菜が相性がいいとのこと。
是非、参考になれば幸いです。
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