人参の自家採種に挑戦してみました。
人参の花はまるでレースフラワーのようで想像以上にきれいな花を咲かせます。
人参の花が終わると種が出来るので自家採種してみませんか?
この記事では人参の種の取り方を紹介しています。
人参の種の取り方
人参の自家採種に挑戦してみました。
人参の花を見たことありますか?
人参の花は白くて、まるでレースフラワーのようなきれいな花を咲かせます。
人参を家庭菜園している方でも人参の花はあまり見かける機会は少ないかと思います。
何故なら人参は花を咲かせる前に収穫してしまうため、人参の花を見ることはまずないと言ってもいいでしょう。
こちらが人参の花です。
人参の収穫時期を見逃してそのまま畑に植えっぱなしにしておくと、蕾が立って花が咲きます。
人参の種を取ることを目的とするなら、全部収穫せずに少し残しておき、蕾を立たせ花を咲かせるといでしょう。
人参の種を取る場合は、花が枯れるまで畑にそのままの状態にしておきます。
完全に枯れたら種の収穫です。
人参の花が枯れて種が出来たことを確認してから刈り取ります。
刈り取った花殻を手でボロボロとこなして種を取ります。
上の画像が人参の種です。
自家採種した人参の種ですが、心配していた発芽率はバッチリでした。
ほぼ100%と言っても過言ではないくらいの発芽率を確認できました。
人参は密集させて間引きながら育てると良く育つと言われています。
少し密集過ぎるくらいに種まきをして、徐々に間引いて行きます。
間引きは一度に行わず時期をずらしながら何度か繰り返すことがポイントだそうです。
自家採種した種なので惜しみなく種まきが出来ることもいいですね。
人参の種播きの時期
一年中スーパーに出回っている人参は旬の時期が感じられませんが、人参の旬は寒さのます冬になります。
人参の種播きの時期は春と夏の年に2回。
3月~4月の春に種を播くと収穫は7月~8月の真夏となります。
夏の人参は蕾が立つのも早く、収穫しても厚さで腐りやすいのです。
一方、夏から秋口にかけて種まきをした人参の収穫は晩秋から冬にかけて。
甘く水みずしい人参は土の中に保存することで3月の春先まで長期保存が可能となります。
人参の種播きの時期は
●春播きが3月~4月にかけて
●夏播きは7月末~9月上旬にかけて
地方にもよりますが、目安として覚えておくと良いでしょう。
夏播きで冬収穫を狙う際は、種まきの時期が遅れてしまうと冬の寒さで育たなくなってしまうので、遅くとも9月中旬までには種まきを済ませることがポイントです。
関東より以北では9月中旬ではちょっと遅いかな?と思います。
参考までに、私の住んでいる北関東で9月中旬がギリギリ間に合うかな?と言ったところです。
まとめ
人参の自家採種、種の取り方を紹介しました。
思った以上に発芽率も良いです。
何より種の購入代金を浮かせることにも繋がり、得した気分になれます。
人参の花もきれいですし、是非お試し下さい!
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