玉ねぎを家庭菜園で育てている方も多いと思います。
市販されている玉ねぎは芽が出にくいように対策されていると聞いたことがあります。
本当のところは不明ですが、、、、。
家庭菜園で育てた玉ねぎは長期保存が可能とは言え、秋頃になると芽を出し始めます。
そこでこの記事では芽を出し始めた玉ねぎの活用法を紹介します。
芽が出た玉ねぎは土に植える
みなさんは、こんなこと聞いたことはありませんか?
市販されている玉ねぎは芽が出ないように「芽止め」の対策がされていると。
本当のところは分かりませんが、、、、。
家庭菜園で収穫した玉ねぎは、秋ごろになると芽が出てくる玉ねぎが目立ち始めます。
芽が出てしまった玉ねぎは、芽に養分が吸い取られ徐々にスカスカの状態になってしまいます。
芽が出た玉ねぎは捨てずに、再利用をおススメします。
芽が出た玉ねぎはそのまま土に植えるといいです。
芽が出た玉ねぎを土に植えて冬越しをさせると分球しながら春には青々とした葉っぱに成長します。
これが、葉玉ねぎと言われるものです。
「葉玉ねぎ」はかなりレアな野菜と言ってもいいかもしれません。
春先になると、スーパーに並びますが、店頭に並ぶ期間もほんの一瞬であまりメジャーな感じではありません。
春先に青々と伸びだした葉玉ねぎは、そのまま収穫せずに放置しておくと、やがてネギ坊主のような花が咲いて種が出来ます。
種を自家採種する際は、そのまま収穫せずに放置するのが良いでしょう。
しかし、私の経験上、玉ねぎの自家採種はかなり難しいと感じています。
私の母も何度か玉ねぎの自家採種に挑戦したのですが、失敗に終わりました。
地域性があるのか、玉ねぎの品種によるのかは不明ですが、玉ねぎの自家採種の成功には至っていません。
玉ねぎの芽が出てしまったら、畑や庭の隅に植えてみて下さい。
春先には青々とした葉玉ねぎに育ちます。
参考までにこちらをご覧下さい。
この画像の玉ねぎは、収穫後に吊るして保存していた玉ねぎです。
いつの間にか吊るして玉ねぎが地面に落ちて気づかずに放置されていたモノです。
落ちた場所が地面で、その地面から栄養を吸い取って冬越しをして立派に葉玉ねぎに育っていたのです。
それ程、玉ねぎは強い野菜なのです。
地面に落ちて放置されていた玉ねぎでさえ、立派に成長しているのですから、畑に植えると更に生育が良くなることは明らかですね。
家庭菜園で収穫した玉ねぎに芽が出てしまったら、是非とも土に植えてみて下さい。
春先の青物野菜が不足する時期には、貴重な葉物野菜として活用出来ます。
参考までに、芽が出た玉ねぎを土に植えても、玉ねぎとしては再生しません。
あくまでも葉っぱを食用とする葉玉ねぎ、または花を咲かせて自家採種となります。
葉玉ねぎのおススメの食べ方
葉玉ねぎのおススメの食べ方は、ぬたや天ぷら、炒め物、玉子とじなどが一般的でしょうか。
私のおススメは、葉玉ねぎは豚肉と油と醤油との相性が一番しっくりくると思っています。
豚肉でしたらコマ肉やバラ肉と一緒に葉玉ねぎを油で炒めて醤油と砂糖で甘辛く味付けします。
葉玉ねぎのシャキシャキ食感が何とも言えずに美味しいです。
お酒のおつまみと言うよりも、ご飯のおかずですね。
また、季節の出会い頭の食材は何でも相性が良いと言われています。
丁度、葉玉ねぎが旬の頃になるとタケノコが出回ります。
早速、タケノコと葉玉ねぎの炒め煮を作ってみました。
タケノコと豚肉を油で炒めて醤油と砂糖で味付けし、最後に葉玉ねぎを加えてクタッとなるまで炒めます。
葉玉ねぎは豚肉とタコノコとの相性もいいです。
葉玉ねぎは青ネギの葉っぱに似ていますが、食感は青ネギの葉っぱとは全然違います。
柔らかいのですがシャキシャキ感があり、とても食べやすい食材です。
玉ねぎの芽が出てしまったら、是非、土に植えて葉玉ねぎとして楽しんで下さい。
まとめ
玉ねぎの芽が出た時の利用法を紹介しました。
玉ねぎの芽が出た際には是非、捨てずに土に植えて葉玉ねぎを育てて下さい。
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