ナスの後作に良い野菜は何でしょうか?
ナスの後作に良い野菜を知ることで、余計な肥料を使わずに済んだり、狭い畑の有効活用にも繋がります。
今回は、ナスの後作に良い野菜とジャガイモとの相性やナスの後作に避けた方が良い野菜を紹介します。
ナスの後作を知ることで、野菜作りの知識も増えていきますよ。
ナスの後作に良い野菜は?
ナスの後作に良い野菜は次の通りです。
- トウモロコシ
- インゲンマメ
- キャベツ
- ブロッコリー
- カリフラワー
- カボチャ
- 絹さや
- スナップエンドウ
上記がナスの後作に良い野菜とされています。
少し詳しく解説していきますね。
ナスは基本的に連作障害の出る野菜です。
ですので、同じナス科の野菜を植えると連作障害が出てしまうので、ナス科の野菜は避けます。
ナスの後作に良い野菜では、豆類が相性が良さそうです。
と言うのも、ナス栽培では肥料を多く必要とするのですが、ナス栽培でナスが吸収しきれなかった肥料分を豆類を栽培することで、豆類が残っている余分な肥料を吸収してくれるからなんですね。
特にトウモロコシは、どんどん肥料分を吸収しながら大きくなっていきます。
トウモロコシは自生力が強いとでも言うのでしょうか?
そして、時期的にもギリギリにナスの後作に間に合います。
ナスの収穫時期は夏ですが、トウモロコシの最終的な種まきは7月まで大丈夫です。
ナスの収穫が7月以降も続きそうな時は、ポットや育苗箱に種を播いておいて8月になったらナスの収穫の終わりごろを待って定植する流れですね。
地域にもよりますが、、、。
7月に種まきをしたトウモロコシは、10月頃の収穫が見込めます。
トウモロコシの他には絹さややスナップエンドウ、インゲンなどの豆類がナスの後作に良いとされています。
これらの豆類はナスと交互に作付けすることで、土壌病原菌の密度を下げる働きが期待されています。
ナスと豆類を交互に栽培することは、収穫と種まきのタイミングにもマッチしています。
ナスの最終的な収穫は秋ですが、スナップエンドウや絹さやの種播きの時期は11月上旬から中旬が適していますので、ナスの収穫を待ってから豆類の種播きができます。
また、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーもナスの後作に良いです。
キャベツ、ブロッコリーなどの野菜は、涼しくなった秋に苗が出回り始めます。
丁度、ナスの収穫時期も最終になった頃に苗が出回り始めるので、ナスの後作に植えるタイミングも丁度いいですね。
ブロッコリーなども大型の株になるため、肥料をたくさん必要とする野菜ですが、ナス栽培の残った肥料を無駄なく利用できるのでこちらも合理的でおススメです。
ナスの後作にNGな野菜は?
ナスの後作に避けた方が良い野菜も紹介しておきます。
ナスの後作に避けた方が良い野菜はこちら。
- トマト
- ピーマン
- シシトウ
- 唐辛子
- パプリカ
- ジャガイモ
- 大根
- 人参
- ごぼう
ナス科の野菜は連作障害が出るため、同じナス科の野菜は避けた方が良いです。
ジャガイモも実はナス科の野菜なんですね。
ちょっと意外な感じがしますが、ジャガイモもナスの後作には植えない方が良いです。
また、ナスを栽培するとセンチュウが増える傾向にあります。
センチュウの被害に弱い根菜類もナスの後作には避けた方が良いですね。
人参、大根、ごぼうなど根菜類もナスの後作には適していません。
まとめ
ナスの後作に良い野菜と、適さない野菜を紹介しました。
収穫と種まきのタイミングを考えると、ナス→豆類(スナップエンドウ、絹さやなど)→ナスのサイクルで栽培するのが土壌改善にも繋がって一番合理的かもしれませんね。
是非、参考になさって下さい。
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