冬に手作りしてみたい漬け物と言えば「たくあん」があげられますね。
私もたくあんが大好きで、ここ数年は自分でたくあんを漬けています。
そんなたくあんですが、ぬかで漬けたり麹を使って漬けたりと色々な漬け方がありますが、特に私のお気に入りはお酢と砂糖で甘酸っぱく漬けるたくあんです。
ここ2年ほどたくあんは、ぬかで漬けたものとお酢で漬けたものの2種類を手作りして楽しんでます。
特にお酢で漬けたたくあんは、春先までほとんど味が変わらず最後まで美味しく食べきることが出来るので是非、みなさんにも紹介したいと思います。
また、お酢で漬けるたくあんは、大根の大量消費にもおススメです。
是非、参考にして下さい!
たくあんを酢で漬ける方法
通常、たくあんと言えば大根を数日天日で干してから漬け込みますが、今回紹介するお酢で漬ける方法は生の大根を使用します。
最初に塩で下漬けをしてから、お酢と砂糖で本漬けにするため少々手間はかかりますが、長期保存が可能です。
このたくあんをお酢で漬ける方法ですが、漬けやすいのは大根5キロくらいが丁度良いです。
私は最初の年は5キロの大根で漬けてみましたが、あまりにも美味しくてお裾分けなどですぐになくなってしまったので、次の年は10キロの大根で漬けました。
10キロ分だとかなりの量ですが、時間が経つほど砂糖とお酢が大根に馴染んでまろやかになり、春先まで無駄にせずに食べきることが出来ました。
このお酢で漬けるたくあんは時間をおけば置くほどまりやかになり美味しくなるんですよ。
こちらの記事はみなさんが漬けやすい大根5キロに対してのレシピで紹介します。
材料
●大根 5㎏
●お酢 400cc
●塩 350g(230gと120gに分けておきます)
●粗糖 400g
●唐辛子 2本程度(好みで)
下漬け
1・大根は葉を落として綺麗に洗って水気をきっておきます。
2・大根を大きいものだと縦割りにして1/4に切ります。
3・漬け物用の樽にポリ袋を入れて、その中に大根を並べていき塩230gを振りかけながら大根を重ねていきます。
4・大根を全て樽に入れたら塩120gを水150ccに溶かして樽の中に入れて差し水をします。
5・重石を乗せてこのまま一週間程度置くと大根が全てかぶるくらい水が上がってきます。
以上が下漬けです。
次はいよいよ本漬けに入ります。
本漬け
1・下漬けで上がってきた水を全て捨てます。
2・分量のお酢と砂糖を混ぜ合わせ、樽の中に入れます。
好みで唐辛子を入れます。
重石を再度乗せたら冷暗所で一ヵ月程度漬け込みます。
以上で本漬けの修了です。
漬け込んでから一ヵ月程度したら食べられますが、寝かせれば寝かせるほどまろやかになって美味しくなります。
出来立ての酢漬けのたくあんは真っ白ですが、寝かすほど飴色になってきます。
酢漬けのたくあんの日持ち
保存期限は3か月程度は日持ちします。
麹やぬかでたくあんを漬けると春先になると発酵が進んで酸っぱくなってしまいますが、酢漬けのたくあんは酸っぱくなることはありません。
むしろ美味しくなるくらいです。
もし、3ヵ月程度で食べきれない時はタッパーに漬け汁ごと入れて冷蔵庫で保存すると更に日持ちがします。
まとめ
お酢でたくあんを漬ける方法を紹介しました。
下漬け、本漬けと手間はかかりますが、とても美味しいたくあんになるので是非、お酢でたくあんを漬けてみて下さい。
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