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たらの芽の木の見分け方と自生しやすい場所の特徴は?

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山菜
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※この記事にはプロモーションが含まれています。

山の木々が芽吹き始めると山菜の季節の始まりですね。

そして山菜の中でも特に人気が高いのがタラの芽。

たらの芽を狙っている方も多いのではないでしょうか?

しかし田舎に住んでいても名人でなければ、タラの芽を採ることが難しいです。

今回は、山菜デビューを目指している方に、タラの芽の木の見分け方とタラの芽が自生しやすい場所の特徴を紹介します。

少しでも山菜取りの楽しみのお役に立てればと思います。

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タラの芽の木の見分け方

山菜採りが初めての方にとって、山菜とそうでない物の見分け方が難しいかもしれません。

と言うのも、山には似たような植物がたくさん存在します。

特にタラの芽とウルシはとてもよく似ているため、間違えやすいです。

ウルシの木に限らず山に自生している木の新芽というのは、みんなとてもよく似ている植物が多いですよね。

タラの芽の木の特徴は、棘です。

タラの芽の木はスーッと一本に伸びてその枝の先端に芽が出ているのが特徴です。

タラの芽の木の画像がこちら。

タラの芽の木

木の幹を見ると細かい棘があるのが分かるかと思います。

一方、ウルシの木には棘はありません。

木の幹自体がツルツルとしていて、どちらかと言うと白っぽい木です。

しかし、芽吹き始めの頃の芽の状態がタラの芽とウルシの芽では区別がつかないほど似ているので、十分に気を付けて下さいね。

ちなみに下の画像はかなり新芽が大きく育ってしまってますが、ウルシの木です。

ウルシの木

また、たらの芽ととてもよく似ている山菜にハリギリ(針桐)という木があります。

私の住む地方では、センノキと呼ばれています。

ハリギリの木は、タラの芽の木よりももっと大きくて長いするどい棘が特徴です。

ハリギリの木の芽はウルシよりもコシアブラの芽にとても良く似ています。

ハリギリの芽も食べることが出来るのですが、中にはタラの木の芽やコシアブラの芽よりも美味しいと感じる人もいるくらい、タラの芽に引けをとらない山菜なのです。

ここまでくるととてもマニアックな感じがします。

ハリギリの木の画像が撮れ次第、こちらに載せておきますね。

参考までにコシアブラの木の画像がこちら。

コシアブラの木

どちらかと言うと、コシアブラの木の方が自生している場所も多く、初心者でも見つけやすいです。

そして、上の画像のコシアブラの木はまだ小さい段階の木なのですが、コシアブラの木は枝をかいて大きく成長します。

大き目のコシアブラの木を見つけたらとてもラッキーなんですよ。

1本の木でいくつものコシアブラの芽が採れるのです。

タラの芽の木は、大きい木でもせいぜい二つくらいしか採れません。

ちなみに、タラの芽やコシアブラの芽を採る時は、芽吹いている芽を全部採らないように注意しましょう。

たくさん採りたくなる気持ちはとてもよく分かるのですが、、、、。

わき芽を残しておけば、また来年も大きくなって芽を採ることが出来るのですが芽吹いている芽を全部採ってしまうと、木が枯れてしまうのでマナーとして覚えておいてもらえたらと思います。

タラの芽の木が自生しやすい場所の特徴

タラの芽の木の特徴を掴んでいただけたでしょうか?

それでは、タラの芽の自生しやすい場所の特徴です。

タラの芽の木は日当たりを好みます。

大きな杉の木の日当たりの悪い山の中ではほぼ見つけることは出来ません。

タラの芽の木は、日当たりのいい林道の脇や斜面などのヤブの中に自生していることが多いです。

また、森林の伐採など人工的に山を切り開いた跡地にも見られます。

私の住んでいるところでも近年は、森林の伐採が盛んに行われています。

森林を伐採してから2・3年後に徐々に自生し始める感じですね。

下の画像が人工的に切り開かれた山林です。

伐採によって日当たりが良くなった山の斜面です。

伐採から2・3年もすると徐々にタラの芽の木が自生し始めます。

ヤブもまだ小さいためこのような場所でしたら、タラの芽も採りやすいですね。

人工的に霧開かれた山林
伐採によって切り開かれた斜面

もし、ドライブをしていてこのような場所を見つけたら、観察してみるといいです。

その年にタラの芽の木を見つけられなくても翌年や翌々年にタラの芽の木が自生している可能性は大きいです。

また、稀に田んぼの土手などでも見かけることもあります。

こちらの画像は田んぼの横の土手に自生しているタラの芽です。

田んぼの土手に自生しているタラの芽

こちらは、林道の横に自生していたタラの芽の木です。

このような場所でしたら、車から降りてすぐに採ることができますね。

林道の横に自生しているタラの芽の木

今まで山菜採りを楽しんできた私の経験からすると、タラの芽を見つけることは結構難しいと言うことと、タラの芽はヤブの中に自生していることが多いという印象です。

例えば遠目にタラの木を発見しても、そこに辿り着くまでにイバラの道を通らなければならず、とてもとても無理でタラの芽を諦めた経験も何度もあります。

タラの芽は採れたらラッキーくらいの気持ちで山菜採りを楽しむのがいいかもしれません。

タラの芽の時期

タラの芽の基本的な情報と時期を紹介しておきます。

●和名 タラノメ

●別名 タランボ、オニノカナボウ、たらっぽ

●ウコギ科の落葉低木

●自生場所 日本全国

●特徴 生命力が強く群生しやすい

タラの芽の木は、日本全国に自生しており、生命力が強く群生しやすいのが特徴です。

タラの芽の時期は、山の木々が芽吹きだす頃が目安となります。

私の住む北関東では、4月中旬から5月初旬頃がピークとなりますが、場所や条件によっては5月一杯採ることが出来ます。

なにせタラの芽は天然物なので、その年の陽気にも大きく左右されるので、桜の花が散り始めたらそろそろかな?と一つの目安にするといいかもしれません。

タラの芽を採るのに持参した方がよいもの

タラの芽を採りに行く際の持ち物です。

おススメは、鎌を持っていくと良いです。

100円ショップで売られている物で十分ですよ。

タラの芽の木は棘があるため、素手では触れません。

鎌を持っていけば、鎌の先でタラの芽の木を寄せることが出来ます。

皮製の手袋があれば万全です。

タラの芽の保存方法

タラの芽はとても乾燥しやすい山菜です。

タラの芽を採ったら出来るだけ早く切り口に水を漬けるといいです。

すぐに食べない時は、綺麗に水洗いしてからキッチンペーパーに軽く包んでタッパーに入れて冷蔵庫の野菜室に入れておけば、一週間から10日間くらいは日持ちがしますよ。

まとめ

タラの芽の木の見分け方を紹介しました。

滋味あふれる山菜の王様タラの芽を楽しむきっかけとなれば幸いです。

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