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「山亭ミアキス」を読んでマタタビ酒を思い出す

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今日は北風がビュービュー吹き荒れる寒い一日でした。

こんな日は、読書がはかどります。

 

本格的な冬を迎えてから、読書がはかどっています。

本は町の小さな図書館で借りています。

小さな図書館ですが、この小ささが私には程よい感じがして好きなんです。

と言うのも、話題の新刊もほんの少しですが揃えてあり、人口が少ないこともあり、わりと待たずに気になっていた本を借りることが出来るので本当にありがたいです。

 

冬を迎え、庭や畑仕事から解放されたことで、本を読む時間を持てるようになりました。

最近、余韻が残ったのは宮島未奈さんの「成瀬は天下を取りに行く」、「成瀬は信じた道をいく」と、古内一絵さんの「マカン・マラン」シリーズです。

どっぷりと浸ってしまいました。

こんな風に余韻が残るほどの本と出会えると、自分の内側から何か沸き上がる感覚がして、自分が本によって成長したような気分に陥ります。

 

すっかりマカンマランシリーズにハマり、その流れで今回は古内一絵さんの「山亭ミアキス」を読みました。

ちょっと心霊っぽい感じのストーリーでしたが、本書の中にマタタビ酒が出てくる場面がありました。

山亭ミアキスに迷い込んだ女性に、山亭のオーナーがマタタビ酒を出す場面。

オーナーが言います。

「これは、マタタビの実を焼酎とハチミツに漬けたものです。血行が良くなり、不老の効果があります。」と。

 

この本、「山亭ミアキス」のマタタビ酒が出てくる場面を読んで思い出しました。

私も数年前にマタタビ酒を漬けていたことを。

 

遡ること5年前になります。

当時、小川糸さんの「食堂カタツムリ」を読んで、すっかり小川糸さんの世界に引き込まれた私。(流されやすいのかも)

「食堂カタツムリ」は一日1組限定の食堂で、その中で出てきたのがマタタビ酒を白ワインで割った飲み物だったと記憶しています。

「食堂カタツムリ」を読んだ私は居ても立っても居られなくなり、マタタビの実を探しに山に行きました。

幸いにして、私地方の山にはマタタビがたくさん自生しており、マタタビの実を取ることも簡単でした。

大切に摘み取ったマタタビの実をホワイトリカーと氷砂糖で漬け込んだのが5年前の夏。

すっかり、その存在を忘れかけていたところに、今回の「山亭ミアキス」を読んで、マタタビ酒を取り出してみました。

 

ほんの一口、舐める程度に味わってみました。

香りはいいのだけれど、ちょっと癖のある感じ。

山亭ミアキスのオーナー曰く、「不老の効果がある。」とのことですから、これから寝る前にちょっとずつ飲んでみようと思います。

 

そして今年の夏もマタタビの実を採りに山に行き、マタタビ酒を仕込もうと思います。

夏の楽しみが一つ出来ました。

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