つくしの佃煮を作りました!
つくしが食べられることは以前から知っていましたが、抵抗がありなかなか手が出ませんでした。
そんな時にテレビで田舎暮らしを楽しんでいる方がつくしの佃煮が美味しいと言っていたのを見て早速、つくしの佃煮を作ってみることに。
想像以上の美味しさにちょっと驚きです。
つくしの佃煮の作り方
つくりは山菜に入るのでしょうか?
私の中では雑草の一種と捉えていました。
以前からつくしが食べられることは知っていたのですが、雑草を食べるのもなんだかな?と思って見過ごしていました。
そんな時に外国人の方の田舎暮らしの様子がテレビで放送された際に、「つくしの佃煮が美味しくて好き」とやっていたのを拝見。
早速、つくしの佃煮を作ってみることに。
幸いにしてか、私の畑の隅に毎年、つくしが顔を出します。
つくしが生えるということは、しぶとい雑草のスギナが生えるということでもあるのですが、まぁそれはさておき、早速つくしを摘みました。
つくしは、頭の部分がギュッと固いうちに摘むのが理想的なのだそう。
私が摘んだのは頭が少し開き始めたもので、時期的にはギリギリ間に合う感じでした。
収穫が遅れてしまうと、茎の部分がスカスカ状態になっています。
茎がしっかりと太いものを摘むと良いです。
摘んだつくしは茎の袴と言われる部分を丁寧に取り除きます。
頭の部分も一緒に取ってしまいます。
この作業がとても手間のかかり、根気が入ります。
今の時代、スーパーに行かなくても自宅にいながら何でも手に入る便利な時代。
こんな時代に、こんな手間のかかる作業をしてまで食べるものかな?と思いながら袴を取り除きました。
袴をとって茎だけの状態にしたら丁寧に水で洗います。
洗ったつくしはそのまま調理をしても良いそうですが、苦味が気になる人はサッと湯がいてからがおススメです。
熱湯でサッと湯がいたつくしは、ほんのりとピンク色に。
湯がいたつくしは冷水にとり、軽く水気を絞ります。
つくしの佃煮の材料がこちら。
- つくし: 多めに一握り程度
- ごま油: 大さじ1杯
- 醤油: 大さじ1杯
- 砂糖: 大さじ1杯
- みりん: 大さじ1杯
- だしの素: 少々
作り方は浅めの鍋またはフライパンにごま油を熱し、湯がいたつくしを入れて調味料を加えて煮詰めるだけの簡単な作り方です。
作る分量が少ないとすぐに焦げ付いてしまうため、鍋から離れることは禁物です。
一度湯がいていることで、火の通りも早く味も浸み込みやすくなっているので、調理時間はほとんどかかりません。
煮汁が無くなる寸前で火を止めますが、火を止めたら蓋はせずにそのまま冷まします。
煮物などは温度が下がっていく時に味が自然に浸み込んで更に美味しく変化して行きます。
つくしはどんな味?
今まで食べたことがなかったつくし。
全くの未知の世界です。
どんな味がするのか、美味しいのか?
雑草の一種でもある筑紫を食べるのは、思いのほか勇気のいることであります。
完成したつくしの佃煮がこちら。
最初、一口食べたときはほろ苦さを感じました。
しかし、二口目は殆どほろ苦さは感じられず。
シャキシャキの食感がクセに成りそうです。
美味しいです!
湯がいたことで苦さもさほど感じることはありませんでしたが、湯がかなかった場合はもっと苦さが出ると思うと、やっぱりつくしの佃煮にする際はサッと湯がいた方がおススメです。
煮詰めたことで味がかなり濃くなっているため、ちょびちょびと日本酒の酒の肴に合いそうです。
また、白いご飯にもピッタリです。
お弁当のご飯の片隅に乗せたら美味しいと思います。
つくしの佃煮はシャキシャキの食感とほろ苦さが美味しい、春の味でした。
また、来年の春になったらつくしの佃煮を作りたいと思いました。
毎年、恒例の行事になりそうです。
まとめ
つくしの佃煮の作り方を紹介しました。
袴を取り除く手間はかかりますが、シャキシャキの食感はつくしならではの美味しさです。
また、春の楽しみが増えたようで嬉しいです。
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