6月の初旬、本日はネギの種取りをしました。
私は毎年ネギの種を自家採種しながらネギを育てています。
私の家庭菜園の師匠のおばあちゃん先生から種の取り方から苗の育て方、そして肝心なネギの育て方まで指導を受けながらネギ作りも今年で2年目を迎えました。
お陰様でネギ作りはとても上手になり、おいしい立派なネギを育てることが出来るようになりました。
ネギの種取りはタイミングがポイント。
おばあちゃん先生から教えて頂いたネギの種の取り方を解説しますね。
ネギの種の取り方
ネギの種を採る時期は、5月下旬~6月上旬にかけてです。
私は、おばあちゃん先生から5月の下旬頃に「ネギの種の様子を見るといいよ。」と言われていたので2・3日おきにネギの種の様子を見ていました。
「まだ早いかな?」と思っていたのですが、本日ネギ坊主の様子を見に行ってみると、あっと言う間にネギ坊主の頭が黒くポチポチになっているではありませんか!
急いでネギの種を取りました。
この時期、何でもそうですが一日って侮れないです。
植物の一日の成長がとても早いです。
昨日までまだ早いと思っていたのに、一日で一気に種が黒くポチポチなり始めていました。
ネギの種は取るタイミングが遅れてしまうとネギ坊主の茎が折れて地面に着いてしまい、種がこぼれ落ちてしまうので、そうなる前にネギの種取りをすることが大切なんですね。
ネギの種の取り方は、サインが出たら取るタイミングです。
そのサインと言うのは、ネギの種が黒く三角に点々と現れたらOKなのです。
三角に点々って何のこと?
下の画像を良く見るとネギの種が三角形を描くような感じで点々と黒くなっているのが確認できると思います。
このように三角に点々と黒く確認出来たら種を取ってもいいよというサインになります。
(これもおばあちゃん先生の大切な教えなんですよ。)
ネギの種を取る時は茎を30センチほど残して刈り取ります。
茎を30センチ残して刈り取ることは、茎を残すことによって種が完全に完熟するからなのだそう。
これもおばあちゃん先生の教えです!
刈り取ったネギ坊主は段ボール箱などに逆さまに立てて保存しておきます。
このまま完全にカラカラになるまで放置しておくと、自然にネギの種がこぼれ落ちてきます。
最後はネギ坊主をゆするようにして中に残っている種をゆすり落としてネギの種取りの完成です。
取ったネギの種は茶封筒に入れて種まきの時期まで保管しておきます。
今日の作業ののまとめ
ネギの種を自家採種しながらネギを毎年育てていくこの自然な流れ。
一年かけて伝統的にネギを作ることに魅力を感じずにはいられません。
また、ネギはコンパニオンプランツとしてもたくさんの効果が期待できる優れものです。
種を自家採種しながら沢山のネギを作ることが可能なので、少し多めに種まきをしてコンパニオンプランツとして利用するのもいいなと思っている次第です。
色々と知識を学びながら、無駄なく農薬に頼らない野菜作りを目指していこうと思います。
本日の作業は、梅雨間近の晴れ間にネギの種取りでした。
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