春から夏へ季節が移り替わるこの時期、旬の山蕗が至るところに自生していますね。
私の家の周辺でも、10分程度でたくさんの山蕗を採ることが出来ます。
自然の恵みってありがたいな~と感じる瞬間。
そんな山の恵、山蕗を使っての佃煮作りが楽しいです。
山蕗の佃煮はキッチンに立つ合間に他の作業をしながら作ることが面倒に感じないコツです。
この記事では、私が山蕗の佃煮を何度も作り続けているレシピで紹介します。
山蕗の佃煮の作り方
山蕗の佃煮の作り方を作りやすい山蕗400gに対しての作り方で紹介します。
まずは材料から。
- 山蕗 400g
- 昆布 10センチ
- 赤唐辛子 1本
- 醤油 大さじ5
- みりん 大さじ2
- 酒 大さじ2
- 砂糖 大さじ11/2
1・山蕗は半分の長さに切り、ザルに並べて6~7時間天日干しします。
天日干しすることで山蕗がしんなりして、味が染みやすく食感が良くなります。
2・天日干しした山蕗を良く水洗いして4センチ程度の長さに切ります。
3・熱湯で3分~5分程度茹でたら10分程度水にさらします。
収穫時期の山蕗にもよりますが、固いようでしたら茹で時間を長くします。
また、山蕗の皮は剥くのか剝かないのかも気になりますよね。
皮を剥くか剥かないかは、やはり収穫時期にもよります。
早い段階の柔らかい山蕗でしたら皮は剥かずにそのまま調理します。
少し硬いかな?と思うようでしたらこの茹でた段階で皮を剥きます。
あとは、お好み次第ということで良いと思いますよ。
4・山蕗を水にさらしている間に、昆布を600mlの水に入れて戻しておきます。
5・水で戻した昆布は1センチ幅に切っておきます。
6・昆布を取り出した鍋に山蕗と分量の醤油、みりん、酒、砂糖と赤唐辛子を加えて火にかけます。
煮立ったら弱火にしてコトコトと30分程度煮詰めます。
1センチに切った昆布を加えて更に10分程度煮詰めて完成です!
この30分~40分も煮詰める作業が大変だなと感じる方もいるのでは?
私は一気に煮詰めるのではなく、数日かけて煮詰めることで山蕗の佃煮作りを楽しんでいます。
参考までにポイントとして紹介しておきます。
- この煮詰める作業が鍋についていなければならないことに面倒を感じる方も多いですよね。私は、2・3日かけて煮詰める作業をしています。例えば、10程度煮詰めたら火を止めてそのまま冷まして翌日に持ち越し。翌日ご飯の支度をしながら再び火にかけて5分でも10分でも煮詰めておきます。この作業を2・3日繰り返し、飴色になったら完成としています。
山蕗の佃煮の日持ちは?
山蕗の佃煮の日持ちは、冷蔵庫で10日程度です。
もし、大量に作った場合は小分けにして冷凍保存がおススメです。
山蕗の佃煮は、お弁当のおかずやお酒のおつまみにもピッタリですので、常備菜として作っておくと何かと助かることが多いですよ。
季節の旬の食材を楽しむこと、こんな些細なことに豊かな贅沢を感じることが出来て、私はとても好きです。
まとめ
山蕗の佃煮の作り方を紹介しました。
コツは一日で作ろうと思わずに数日かけて煮詰めることで、面倒に感じる作業も家事の合間にできますので、是非参考にしてみて下さい。
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