モロヘイヤのかき揚げのレシピを紹介します。
今回、紹介するのは料理研究家の有元葉子先生の「レシピを見ないで作れるようになりましょう」で紹介されていたモロヘイヤのかき揚げです。
有元葉子先生のかき揚げのレシピは、他の野菜のかき揚げにも応用が効きますので、しっかりと手順さえ覚えておけば、冷蔵庫の残り物の野菜が立派なメイン料理となります。
美味しい料理を覚えることは、それだけで得した気分に。
是非、何度も作ってコツを掴んで下さいね。
モロヘイヤのかき揚げレシピ
有元葉子先生のレシピは野菜がたっぷりとれるレシピが多く、しかもシンプルでありながら野菜の旨みを最大限に引き出す調理法は有元葉子先生ならではのレシピです。
今回紹介するモロヘイヤのかき揚げも、モロヘイヤの美味しさを再発見できそうなレシピです。
それでは、モロヘイヤのかき揚げを作ってみましょう。
1・きれいに洗ったモロヘイヤの葉を一枚ずつ茎からはずして大き目のボウルの中に入れていきます。
枝先のほうは柔らかいので、そのまま茎ごと加えていきます。
この時、モロヘイヤと合わせる具材も一緒に入れますが、合わせる具材は何でも大丈夫です。
おススメは、人参やレンコン、玉ねぎ、ナスなどなど。
合わせる具材は薄くスライスします。
人参やレンコン、ナスは薄めの輪切りにして加えます。
桜エビを入れても美味しいですね。
私は、畑に人参が育っていたので人参の輪切りと合わせてみました。
2・モロヘイヤと人参の入ったボウルの中に小麦粉を目分量で、全体的に行きわたるようにふりかけていきます。
3・小麦粉を全体的にふりかけたら、両手を使ってボウルの底から具材を返すようにして、粉を全体に行きわたらせます。
モロヘイヤの葉と人参一枚一枚にしっかりまんべんなく小麦粉をまぶしていきます。
人参が重なっていたら、丁寧にはがして粉をまぶします。
このひと手間が、上手に作る最大のポイントです。
4・粉を全体にまんべんなくまぶしたら、少しの量の水を加えます。
野菜の水分で粉は湿っていますが、更に少量の水を加えて薄い衣を作ります。
サラサラの状態ではなく、ベタベタとのり状の衣にすることがポイントとなります。
ベタベタな状態の衣を、具材全体に行きわたるように丁寧に混ぜ合わせます。
お箸で具材を持ち上げた時に、きちんとくっついて落ちない状態がベストです。
もし、ここで水を入れ過ぎてしまった時は、粉を足して調節します。
4・揚げ鍋の油を中温弱まで加熱して、中温弱ぐらいの温度でじっくりと揚げていきます。
中温弱で揚げることで、かき揚げに中までカリッと美味しく揚がります。
あまり高温で揚げてしまうと、まわりが焦げてしまい中までしっかり火が通らなくなってしまいまので気をつけて下さいね。
具材を揚げ鍋に入れる時は平たいヘラの上に具材を乗せて、菜箸で平たくなるように整えて、これを菜箸で押し出すようにして揚げ鍋に滑り込ませるよう入れます。
この時、油に入れた瞬間に具材がパーッと離れてしまうようでしたら、衣に水を入れ過ぎている証拠です。
この場合は、粉を足して下さい。
揚げている途中で返してみます。
返したところを菜箸で触ってみるとカリカリとなっていればOKです。
カリカリになっていない時は、もう少し揚げてみます。
両面がカリッと揚がったら網に上げて油を切ります。
揚げたてに塩をふって食べてるか、天つゆでもお好みの食べ方でどうぞ。。。
丁寧に具材全体に衣をつけて揚げたかき揚げは、時間が経ってもカリカリ感を保っています。
でも、揚げたてを食べるのが一番美味しいですけれど。
モロヘイヤのかき揚げがカリカリに仕上がらない場合は、油の温度が低すぎるか、揚げる時間が足りないです。
または、極端に粉が足りない場合もカリカリには仕上がりにくいです。
揚げ物は、実際に何度も作っていくうちに感覚で要領を掴むことが一番覚えやすいと思っています。
揚げている時の油の音や、泡の大きさ、揚げ時間など、これは何度も作っていくうちに自然に判断がつくようになります。
一度作ったら終わりではなく、何度も作って自分のレシピにしてみて下さい。
モロヘイヤのかき揚げの冷凍保存
せっかく揚げ物をするのですから、たくさんの量を作って冷凍保存しておくととても便利です。
モロヘイヤのかき揚げを冷ましたら、一つずつラップで包んで、タッパーに入れて冷凍保存させます。
これさえあれば、いつでも簡単に天ぷらうどんや天ぷら蕎麦が作れます。
かき揚げ丼もいいですね。
何もない時に冷凍庫にあるだけでとても助かります。
おススメのかき揚げの具材の組み合わせ
有元葉子先生のおススメのかき揚げの具材の組み合わせを紹介します。
有元葉子先生曰く、「かき揚げは材料を選ばない。何でもかき揚げになる。」ということで、野菜があれこれ少しづつ残っている時や、野菜の食べ方に悩んだ時はかき揚げを試してみるといいです。
人参の葉っぱや、セロリの葉っぱ、キャベツの外側の葉、長ネギ、お芋類、何でもかき揚げになるそうです。
その中でも、有元葉子先生のおススメの組み合わせがこちら。
●キャベツと桜エビ
●秋は、春菊と椎茸と里いも
●年越し蕎麦には、エビと三つ葉
どれも、美味しそうな組み合わせですね。
私は、玉ねぎと青じその組み合わせが大好きです。
冷蔵庫の残り野菜や、畑にある野菜でオリジナルのかき揚げを作る楽しみが増えました。
みなさんも色々と試してみて下さい。
まとめ
有元葉子先生のレシピで、モロヘイヤのかき揚げの作り方を紹介しました。
材料に粉をまぶしてから水を加えて、ベタベタするくらいの衣にして、具材にまんべんんなく衣をつけることが、美味しくサックと揚げるコツです。
何度も作って、感覚で覚えて下さい。
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