タケノコをアク抜きする際の茹で時間はどのくらいがいいのでしょうか？
この記事ではタケノコをアク抜きする際の茹で時間やポイントをまとめています。
是非、参考になればと思います。
タケノコのアク抜きの茹で時間
お隣さんから立派なタケノコを頂きました。
早速、アク抜き開始です。
と、その前に、ぬかを使ってタケノコのアク抜きをしようと思えば、とても大変な作業に成ります。
なぜなら、吹きこぼれの心配やタケノコを茹でるにはかなり大きいお鍋も必要になってきます。
家の中のキッチンでタケノコのアク抜き作業は、正直ハードルが高いと思っています。
私は田舎に住んでおり、庭もあるのでタケノコのアク抜きは庭の片隅でホームカマドを使って外でアク抜きをしています。
タケノコをぬかでアク抜きする際は
●タケノコ ２本から３本
●米ぬか １カップ程度
●タカノツメ １本
この分量が目安となります。
タケノコの掘りたては新鮮でアク抜きしなくてもエグミも少なくそのまま食べられると言いますが、鮮度が落ちてアクが強くなるのがとても早いのです。
タケノコを入手したら、時間をおかずに直ぐにアク抜きすることがポイントです。
そう考えると、スーパーで売られているタケノコは掘ってから何日経過しているのか疑問に感じてしまいますね。
タケノコをアク抜きする際は、タケノコの先端の部分を斜めに切ります。
外側の皮を２、３枚向いたら、タケノコに火が通りやすくなるように一カ所縦に包丁を入れます。
タケノコのアク抜きする際に皮付きのまま茹でるのは、茹でることで皮が剝きやすくなること。
それから皮付きのまま茹でると、タケノコに火が通るまでに時間がかかるため、しっかりと時間をかけてアク抜きが出来るからなのです。
そして、皮ごと茹でるとタケノコがしっとりと茹で上がるというメリットもあります。
タケノコのアク抜きの茹で時間は沸騰してから約一時間茹でます。
タケノコの大きさにもよりますので、竹串を差してスーッと刺さるくらいになるまで茹でれば大丈夫です。
途中でお湯が吹きこぼれるため、何度か差し水をしながら、常にタケノコがお湯に浸っている状態を保ちます。
一時間経ったらそのまま釜の中で冷めるまで半日程度放置します。
茹でてから覚めるまで放置している間にもアクは抜けているそうです。
しっかり冷めたら、流水で綺麗に洗い皮を剥いたらアク抜きの完成です。
タケノコのアク抜きに米ぬかを使う理由
タケノコのアク抜きには米ぬかが使われますが、何故米ぬかを使うと良いのでしょうか？
タケノコのアクには、ショウ酸とホモゲンチジン酸が含まれているとのこと。
米ぬかを入れて茹でると、タケノコのアクに含まれているショウ酸とホモゲンチジン酸が米ぬかに吸収されてアクが抜けやすくなる効果があると言うことです。
また、ショウ酸とホモゲンチジン酸は水に溶ける性質があり、タケノコをただの水で茹でるだけでもアク抜きの効果があるそうです。
タケノコのアク抜きに米ぬかを使うのは、アクを抜きやすくするためでした。
また、タカノツメを入れるのは、タカノツメに含まれているカプサイシンの成分が防腐効果があることから、アク抜きの際に使用されています。
直ぐに食べてしまうのであれば、敢えてタカノツメは入れなくても大丈夫です。
米ぬかが手に入らなかったり、吹きこぼれが心配な方は無理に米ぬかを使わずとも、茹でただけでもアク抜きが出来ると言うことです。
アク抜きしたタケノコの日持ち
アク抜きをしたタケノコは直ぐに調理することが望ましいのですが、直ぐに使わない時はタケノコを冷凍用の保存袋に入れて水に漬けた状態で保存すれば３日程度は日持ちが可能です。
水に漬けるのは、タケノコを乾燥させないためです。
また、タケノコは冷凍してしまうとスが入ってしまい、冷凍保存には向いてません。
どうしても冷凍保存をと思うのであれば、調理してから冷凍保存する方法があります。
私は、タケノコご飯の具材として煮込んだモノを冷凍保存することもあります。
使用する時は自然解凍でお米と一緒に炊き込みます。
調理してから冷凍保存すればタケノコの風味をそれほど落ちずに冷凍保存が可能です。
タケノコご飯の具材
冷凍保存する際は、煮汁ごと袋に入れて冷凍します。
田舎暮らしにおススメのホームカマド
もし、お住まいが田舎で庭があるのでしたら、ホームカマドがあると便利です。
私が使用しているのは、母の代から使い続けているホームカマドで、サビだらけでボロボロですが、まだまだ現役続行で行けそうです。
ホームカマドはタケノコのアク抜きの他に、自家製味噌炊きをする際に大豆を茹でたり、お赤飯を蒸したりと年に数回ではありますが、重宝しています。
燃料にする薪は庭の植木を剪定した際に出たノモや、処分しなければならない廃材や草木を乾燥させたモノを使用しています。
廃材や古材の処分にもなり、一石二鳥です。
ホームカマドがあれば、アウトドアで釜でご飯を炊いたりも可能で、楽しい時間が過ごせますね。
まとめ
タケノコのアク抜きの茹で時間や米ぬかを使う理由について紹介しました。
参考になれば幸いです。
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